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2026.05.26(Tue)

「もう、有名だよ。何年前から続いてるの」社内でW不倫している教育係の先輩と上司。だが、社員旅行で別の支店の社員から聞いた言葉に絶句

「もう、有名だよ。何年前から続いてるの」社内でW不倫している教育係の先輩と上司。だが、社員旅行で別の支店の社員から聞いた言葉に絶句

機嫌で仕事を選り好みする、5つ年上の女性

新卒で配属された支店の私の教育係は、5つ年上の女性でした。

仕事を教える立場でありながら、自分の感情を一切隠さない人だったのです。

同じフロアで働いていれば、誰の目にも見えていました。

手間がかかるだけで成果として評価されにくい雑務は、片っ端から私の机に置かれる。

一方で、四半期の数字に乗ってくる新規企画や役員会議用の資料作りは、彼女が真っ先に手を挙げる。

ある日の昼、社外で同期に愚痴をこぼしました。

「面倒な仕事は全部こっち、評価される仕事は自分に持ってくのよ」

口に出してみて、自分でも驚くほど胸の中で固まっていた言葉でした。

不機嫌な日の朝は、彼女のヒールの音から違いました。

机に向かう動作の一つ一つに、無言の圧がのっている。

私は声をかけるタイミングを失い、ただキーボードを叩くしかなかったのです。

原因の正体に気づいていたのは、私だけではありませんでした。

彼女が直属の上司にあたる管理職と、勤務中もメッセージのやり取りを続けている。

退勤時間がいつも揃っていて、別々の改札に消えるのに駅前の同じ角を曲がる。

2人とも結婚しているのに。

けれど、誰も口にしないのです。声の大きい二人を敵に回したくない、というだけの理由で。

温泉地の宴席で、空気を一変させた他支店の囁き

その年の秋、全支店合同の社員旅行が組まれました。

温泉旅館の大広間で、見知らぬ顔ぶれと膝を突き合わせる夜。

私は端の席で、別の支店の中堅女性社員からビールを注いでもらっていました。

会話が一巡したところで、彼女が中央のほうに目をやって、声のトーンを少しだけ落としたのです。

「ねえ、あなたの支店ってさ、あの2人いるでしょう」

視線の先には、距離を取り合うふりをしながら同じ卓で笑っている、私の教育係と上司。

「もう、有名だよ。何年前から続いてるのって、こっちでもネタになってる」

言葉に湿り気はなく、ただの世間話の温度。

けれど内容は、私の支店の中で誰一人口にしなかった核心そのものでした。

近くの席の若手男性も、ふっと笑って呟きます。

「あの2人がいる支店、昔いましたけど見てて辛いですよ」

(外から見たら、私たちの支店ってそういう場所だったんだ)

誰もが見て見ぬふりで回している小さな世界が、外では「気の毒な支店」として笑い話になっていた。

評価の輪の外側に置かれていたのは、むしろ周りの私たちだったのです。

支店に戻った翌週、教育係はいつも通り不機嫌を撒き散らしていました。

けれど彼女の声は、もう以前ほど大きくは響かなくなっていたのです。

本当の評価は、社内の小さな机ではなく、別の場所でついていたのでした。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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