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2026.05.28(Thu)

「この子は私の娘なの」孫と写真を撮る義母。だが、塾の先生がSNSで見つけた投稿に思わず絶句

「この子は私の娘なの」孫と写真を撮る義母。だが、塾の先生がSNSで見つけた投稿に思わず絶句

「写真を撮らせてね」と笑う祖母の姿

義母は遠方住まいで、私たちが帰省するか、義母が出てくるかでしか会えない距離だった。

年に数回顔を合わせるたびに、義母は娘に向かってカメラを構えた。

「写真を撮らせてね」

そう微笑む姿は、孫を見たくて仕方ない祖母そのものだった。

娘もすっかり懐いていて、ポーズを取ってみせる。

私と夫は、ごく普通の家族写真の風景として受け止めていた。

家で見返す枚数が増える分には、義母の楽しみが増えるだけ。

そう思っていたんです。受験を控えた小学校生活も近づいていた頃で、家族のあたたかさは娘にとっても支えになる、そんな空気があった。

後から思えば、義母は撮影のたびに小さく繰り返していました。

「この子は私の娘なの」

冗談めいた言い方だったので、当時の私たちは笑い話として受け流していたんです。

違和感が現れたのは、知り合いの中学受験塾の先生から連絡が来た日だった。

会って話したいことがあるという改まった声色に、心の片隅がざわついた。

待ち合わせのカフェで、先生はスマホを操作してから、画面をそっとこちらに向けてきた。

「これ、お子さんではありませんか」

映っていたのは、紛れもなく自分の娘だった。投稿者欄は義母のアカウント。

並ぶ写真は、帰省のたびに撮らせていたもの。

問題は文章だった。「自分の娘」として、娘の様子が綴られていた。背筋を冷たいものが走り抜けた瞬間でした。

投稿の存在を知った瞬間に走った冷気

言葉が出なかった。スクロールするたびに、見覚えのある服装と背景が増えていく。

祖母の微笑みの裏で、こういう発信が積み重ねられていた事実だけが、静かに体温を奪っていった。

塾の先生の前で取り繕う余裕もなく、ただ「ありがとうございます」と返すのが精一杯だった。

先生は受験前の時期を気遣って、念のためという言葉で連絡をくれていた。

家に戻ってすぐ夫に話し、義実家にも事態を伝えた。義父は重い沈黙のあとで頭を下げ、義姉は怒りを隠さなかった。

「SNSにあげるなんてありえない」

身内が憤ってくれた声だけが、その日の救いだった。

投稿はすぐ削除され、義母も電話で謝ってくれた。

形式上は片づいた。けれど、こちらの胸には別の問いが残った。

一度、孫を自分の娘として外へ発信した人との距離を、これまで通りに保てるのか。

夫と何度も話し合い、引っ越しを決めた。たまにしか会わない関係であっても、写真をどこへ持っていかれるかは管理しきれない。

物理的に離れるのが、いちばん納得できる答えだった。義母とはそれから自然と疎遠になり、ようやく娘の写真を気兼ねなく撮れる日々が戻ってきている。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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