「いつも起きる時間に自然と目が覚めた」リモートワーク中にソファで一晩寝落ち。8時だったら会議に出られなかった恐怖
ソファで寝落ちして12時間が過ぎた
リモートワーク中、仕事終わりの時間が曖昧になりがちだった。
その日も夜7時ごろに業務を終え、ソファに横になったまま目を閉じた。
少し休むつもりだったが、次に気づいたときには部屋に朝日が差し込んでいた。
時計の針は7時を指していた。夜7時から朝7時まで、12時間ソファの上で眠り続けていた計算になる。
一度も目が覚めた記憶がない。
「いつも起きる時間に自然と目が覚めた」
それは不思議なほど正確だった。
体内時計が機能していたのか、なんとなく習慣で起きられたのか、理由は分からない。
ただ、その7時という数字が、その朝の命綱だった。
最初の数秒は「寝坊したかもしれない」という感覚だけがあった。
落ち着いて考え直して、今日の会議が8時からだと思い出した。
まだ1時間ある。パソコンを開きながら、ゆっくりと呼吸を整えた。
体内時計だけが頼りだった
安堵しながら、すぐに別のことが頭をよぎった。
もし目が覚めたのが8時だったら。
その日の会議はクライアントも参加する週次の全体ミーティングだった。
開始時刻に間に合わないどころか、連絡を入れる余裕もないまま欠席することになっていた。
スマートフォンを手に取り、謝罪のメッセージを送る状況を想像しただけで、手が少し震えた。
アラームはセットしていなかった。翌朝の予定を前日に確認する習慣もなかった。ソファで眠り込むかもしれないという発想自体、頭になかった。
自分が7時に起きられたのは、ただの偶然だった。
準備も対策も何もしていない状態で、体が勝手に正しい時間に目を覚ました。それだけで最悪を回避できた。そう気づいたとき、恐怖と安堵が同時に押し寄せてきた。
リモートワークになってから、自宅での時間感覚がいつの間にか緩くなっていた。
オフィスで働いていた頃は退勤後に別の場所へ移動するため、自然と体が切り替わっていた。でも自宅だと、仕事が終わってもその場にいる。ソファも、布団も、すぐそこにある。
今回は偶然うまくいったが、次も同じとは限らない。そう考えると、あの朝の体内時計に全部を委ねていた自分が、少し怖かった。
以来、夜に横になる前は必ずアラームをセットするようにしている。15分後でも30分後でもいい。
目を閉じる前に必ず一つセットする。それだけで、あの朝のような綱渡りはしなくて済む。リモートワーク特有の時間のゆるやかさに慣れてしまうほど、こういう小さな習慣が必要なのだと身にしみた。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














