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2026.06.14(Sun)

「今日は友達とご飯行ってくるね!」結婚を考えていた彼女。帰り道、駅前で見た最悪の光景に絶句

「今日は友達とご飯行ってくるね!」結婚を考えていた彼女。帰り道、駅前で見た最悪の光景に絶句

胸騒ぎがした夜

「今日は友達とご飯行ってくるね!」

その日の昼に届いた彼女のメッセージは、いつもと変わらないはずだった。

付き合って2年。結婚という言葉も、二人の間に自然と出はじめていた頃だ。式場のパンフレットを、こっそり集めはじめてもいた。

けれど夜になっても、俺の返信に既読がつかない。

(友達と、そんなに盛り上がってるのかな)

そう思おうとしたのに、なぜか胸騒ぎが消えなかった。

ガラスの向こうの笑顔

帰り道、駅前のカフェの前を通りかかった。何気なく中をのぞいて、足が止まる。

窓際の席に、彼女がいた。向かいには見たこともない男。彼女はその腕に軽く触れ、楽しそうに笑っていた。

体が勝手に動いて、俺は店に入っていた。テーブルの横に立つ。

「その人、誰?」

声が震えていた。彼女が、はっと固まる。

隣の男は、ばつが悪そうに窓の外へ目を逃がした。

「ねえ、なんでここに……」

「それはこっちのセリフだろ」

長い沈黙のあと、彼女の唇がかすかに開いた。

「最近ずっと会ってて…」

続きは、もう出てこなかった。言い訳のひとつもない。

半年も前からだと、彼女は消え入りそうな声で付け足した。隠していた事実だけが、テーブルの上に静かに転がる。

俺はゆっくりうなずいた。怒りよりも先に、もう責める気そのものが失せていた。

2年かけて積み上げたものが、たった数十秒で崩れていく音がした。

「わかった。さよなら」

「ちょっと、行かないで。話し合おう」

「君から、その人に手を伸ばしたんだろ。じゃあ、もう俺がそこにいる意味はないよ」

「お願い、最後まで聞いて」

彼女は腰を浮かせたが、それ以上は追ってこなかった。

男はうつむいたきり、最後まで黙っていた。

財布から代金を置いて、俺はきびすを返す。

「ちゃんと別れてからにしてほしかった。それだけだよ」

背中で、彼女が息をのむ気配がした。

店を出ると、夜の空気がすっと肺に入ってきた。さっきまで重かった背中が、不思議と軽い。

未練がなかったと言えば嘘になる。それでも、嘘をつかれた席に戻る理由は、もうどこにもなかった。胸を張って歩ける夜のほうが、ずっといいに決まっている。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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