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2026.07.07(Tue)

「家族揃うまで私は待てる」と夕飯の席につかない義母。だが、嫁が先に食べ始めた結果

「家族揃うまで私は待てる」と夕飯の席につかない義母。だが、嫁が先に食べ始めた結果

21時まで待つ義母

夜の21時。

リビングでは、義父が所在なげにうろうろしていた。

お腹がすいているのだ。

それでも義母は、夕飯の席につこうとしない。

「家族揃うまで私は待てるから、気にしないで」

そう言い張って、遅い時間まで食卓を待ち続ける。

けれど、その料理を作るのは、いつだって私だった。

フルタイムで働いて帰ってきて、それから全員分の夕飯を整える。

正直、もう限界に近かった。

時計の針は、とっくに21時を回っている。

それでも義母は、ソファに腰かけたまま「まだ大丈夫よ」と繰り返すばかりだった。

全部私に回ってくる夕飯

完全同居の義母は、昼間は趣味の集まりに出てばかりで、家事にはほとんど関わらない。

夫も仕事で帰りが遅く、家のことは頼れなかった。

子どもたちは習い事やバイトで、帰る時間もばらばら。

夕飯がいらない日も増えていた。

「ママ、今日は遅くなるから、ごはんいらない」

そんな連絡が入る日も、珍しくなかった。それでも義母の分だけは、決まった時間に用意しておかなければならない。

それなら、いっそ食事の時間を分けたい。私はそう思って、義母に切り出した。

「みんな時間が違うので、夕飯は別々にしませんか」

けれど義母は、まるで取り合わなかった。

「待てるから大丈夫よ」

その一言で、話はいつも流されてしまう。私の負担は、少しも減らなかった。

(そういうことじゃないのに)

何度、胸の中でそうつぶやいたか分からない。私が手放したかったのは、待つ時間ではなく、全員の食事を一人で背負う段取りそのものだった。

引かなかった私

それでも私は、今度こそ引かないと決めていた。自分と子どもの予定を優先し、できた順に食べていく。

「お義母さん、私たちは先にいただきますね」

私は本当に待たずに箸をつけた。

義母は「待てる」と言った手前、一人だけ遅い時間まで待ち続けた。

20時、21時と、夜はどんどん更けていく。

その姿を見て、先に音を上げたのは義父だった。「もう、先に食べようや」と、ため息をつく。

数日そんな夜が続いて、とうとう義母が折れた。

「……別々でいいわ。毎晩こんなに遅くまで、待っていられない」

私は、静かに一言だけ返した。

「待てるから大丈夫って言ってたので」

義母は、決まり悪そうに黙り込んだ。もう、返す言葉はないようだった。

翌朝、義母はばつが悪そうに「あれは、私が意地を張りすぎたわね」とだけ漏らした。

次の日から、我が家はそれぞれの時間に食べる家になった。全員が義母の一存に合わせる夜は、もう終わったのだ。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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