tend Editorial Team

2026.07.13(Mon)

「良いお菓子を、うちの子に出してよ」子を預けて礼もないママ友、行き先の嘘を知ったボスママの一喝で顔面蒼白

「良いお菓子を、うちの子に出してよ」子を預けて礼もないママ友、行き先の嘘を知ったボスママの一喝で顔面蒼白

遠慮を知らないママ友

幼稚園で知り合ったママ友は、遠慮というものを知らない人だった。

うちの夫が大手勤めだと聞きつけてからは、その図々しさに拍車がかかった。

お茶代を出させるのは当たり前。

子どもを預けるのも当たり前。

彼女の言う「当たり前」は、顔を合わせるたびに少しずつ増えていった。

「良いお菓子を、うちの子に出してよ」

子どもを預けにきては、迎えの際にそんな注文をつけて帰る。

「美容院に行くだけだから」と言い置いて、うちを無料の託児所のように使うのが、いつのまにか当たり前になっていた。

お礼を言われた記憶はない。

それどころか彼女は、こちらの落ち度を探すような目まで向けてくる。

「服が汚れてない?ちゃんと見ててくれた?」

まるで、こちらが子守を任される立場であるかのような口ぶりだった。

半日近く面倒を見て、おやつまで気を配って、それでも文句を言われる。

何かがおかしい、とようやく私は気づいた。

預かるたびに気を張り、こちらばかりが疲れていく。

他のママたちも、内心では同じ不満を抱えていたらしい。

「一時間千円で預かるルールにしませんか」

皆で決めたその提案に、彼女だけが猛然と噛みついてきた。

一喝された嘘つき

「あの家はケチで、子どもの面倒も見てくれない」

彼女は園を束ねるボスママのもとへ駆け込み、そう言って私を悪者に仕立てようとした。

けれど、聞かされたボスママの表情は、少しも動かなかった。

「あなたが子どもを預けていた日、私、見たのよ」

「……何を、ですか」

「美容院じゃなくて、パチンコ屋に入っていったでしょう」

その瞬間、彼女の顔から血の気が引いた。

預けた子どもを口実に、彼女はパチンコへ通っていた。

人の善意を、遊ぶための時間稼ぎに使っていたのだ。

その事実が、その場にいた全員へ静かに伝わっていく。

「人の親切に甘えて、行き先まで嘘をつく。それが一番、恥ずかしいことよ」

ボスママの静かな一言に、彼女は言葉を失った。助けを求めるように周囲を見回しても、どのママも冷ややかに目を逸らすだけだった。

私は毅然と告げた。

「嘘をつかれてまで、都合よく使われる筋合いはありません」

私の言葉に、周囲のママたちが静かにうなずいた。

誰ひとり、彼女の側に立とうとはしなかった。

反論の言葉すら出てこないまま、彼女はその場に立ち尽くした。

あれほど強気だった人が、顔面蒼白のまま、ただ小さく震えている。図々しさで押し通してきたものが、たった一つの嘘の露見で、音を立てて崩れ去った瞬間だった。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.07.13(Mon)

「どいてよ、後ろで待てるでしょ」並ぶ女性を押したママ友。信じられない主張に距離をとった
tend Editorial Team

NEW 2026.07.13(Mon)

「留守中に、誰かが出入りしてるんじゃないか」家から消えた私物。だが、思わぬ犯人の言い分に絶句
tend Editorial Team

NEW 2026.07.13(Mon)

大量の『白』に隠れた「別の漢字」を見つけ出せ!あなたは何秒で見つけられる?集中して探さないと絶対気づけない『漢字間違い探...
tend Editorial Team

RECOMMEND

2025.12.10(Wed)

「あなたにも原因あるんじゃない?」と浮気した夫を庇う義母。だが、私の一言をうけ絶句【短編小説】
tend Editorial Team

2026.07.06(Mon)

「私のやり方が守れないの」不機嫌が続く家に疲れた夫。妻の態度が変わった夫の行動とは
tend Editorial Team

2026.04.20(Mon)

「チッ!」満員電車で舌打ちしてきた横暴な男。最悪の気分で出社した私が、数時間後の『面接』で見た光景とは
tend Editorial Team