「うちは習い事だけで月10万」何かと子どもを比べてくるママ友。だが、私が本音を伝えた結果
会うたびに始まる子どもの比較
子どもが同じ幼稚園だったことをきっかけに、卒園後も時々顔を合わせるママ友がいました。
普段は普通に話せる人なのですが、子どもの話になると、なぜか何でも比べたがるところがありました。
「もう自転車乗れる?うちは去年から補助輪なしだよ」
「ひらがな、どのくらい書けるようになった?」
最初のうちは、ただの世間話だと思っていました。
ところが、私が答えるたびに、彼女は自分の子どもの話を重ねてきます。
「うちは英語と水泳とピアノもやってるよ。全部合わせたら月10万円くらいかかってるけどね」
そう言って笑う彼女に、私は「すごいね」と返すしかありませんでした。
別の日には、うちの子がまだできないことを聞いて、「そのうちできるようになるよ」と言いながら、自分の子がいつできるようになったかを細かく話し始めることもありました。
悪気があるのかどうかは分かりません。
ただ、会うたびに成長の早さや習い事の数を比べられるうちに、私は彼女と話すこと自体が少ししんどくなっていました。
家に帰ってから、「もっと何かやらせた方がいいのかな」と考えてしまうこともありました。
けれど、本人は好きな遊びをしているときが一番楽しそうです。
無理に周りと同じペースに合わせる必要はない。そう思うようになってから、私の中でも少しずつ考えが固まっていきました。
「うちは、このままでいいと思ってる」
ある日の午後、公園で子どもたちを遊ばせていたときのことです。
ベンチで話していると、彼女がまた習い事の話を始めました。
「何か新しく始めないの?周りは結構いろいろやってるよ」
私は少し迷いましたが、その日は曖昧に笑って終わらせるのをやめました。
「今のところは考えてないかな。本人がやりたいって言ったら考えるけど、うちはこのままでいいと思ってる」
彼女は一瞬きょとんとした顔をしました。
「でも、あとで差がついたら気にならない?」
「そこはあまり比べないようにしてるんだ。子どもによって得意なことも違うしね」
できるだけ穏やかに伝えると、彼女は「そっか」とだけ答えました。
気まずい沈黙になるかと思いましたが、その後は天気や学校行事の話に変わり、いつも通り子どもたちを見守って帰りました。
それ以来、彼女が子どもの成長について細かく聞いてくることは減りました。
もちろん、習い事の話が出ることはあります。それでも以前のように、どちらが早い、どちらが多いという話にはならなくなりました。
私自身も、相手の言葉を必要以上に気にしなくなりました。
子どもの成長は、誰かと競うものではありません。
無理に相手を言い負かさなくても、自分がどう考えているかを一度きちんと伝えるだけで、付き合い方は少し変えられるのだと感じた出来事でした。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














