「ベランダの明かりが、夜中もついたまま」毎晩続く隣家の物音。我慢していた私が、ついに声をかけた結果
夜中になっても、隣の家だけが明るかった
数年前、隣の家から聞こえてくる夜の物音に悩んでいた時期がありました。
最初に気になったのは、ベランダについた明るい照明でした。
寝室のカーテンを閉めても、隙間から白い光が入り込んできます。
「今日もまだついてるね」
夫とそんな話をすることが、いつの間にか増えていました。
それだけなら、カーテンを厚いものに替えれば済む話だったかもしれません。
しかし、夜が更けるにつれて、今度は家の中から子どもたちの声や走り回るような足音まで聞こえるようになりました。
時計を見ると、午後11時を過ぎていることもあります。
子どもがなかなか寝てくれない日があるのは、私にも分かります。わが家にも子どもがいるので、毎日決まった時間に静かにさせるのが難しいことも知っていました。
そのため、しばらくは「お互いさまだろう」と考えるようにしていたのです。
ところが、それが何日も続くようになると、少しずつ気持ちに余裕がなくなっていきました。
夜中に大きな音で目を覚まし、翌朝寝不足のまま仕事へ向かうこともありました。
直接言うほどなのか、ずっと迷っていた
一度くらい伝えたほうがいいのではないか。
そう思ったことは何度もありました。
ただ、相手はこれからも隣で暮らしていく家族です。
「うるさいです」と言って関係が悪くなるのも避けたいですし、こちらが神経質だと思われるのも嫌でした。
昼間に顔を合わせれば普通に挨拶をする間柄だったこともあり、なおさら切り出しにくかったのです。
そんなある夜、日付が変わるころになっても、隣から走り回るような足音が続いていました。
ドン、と大きな音が響いたあと、眠っていたわが家の子どもまで目を覚ましてしまいました。
「さすがに今日は言ってもいいんじゃない?」
夫にそう言われ、私は翌日、隣の家の人を見かけたときに声をかけました。
「すみません。夜、こちらの寝室まで音がけっこう聞こえてくることがあって……」
できるだけ責めるような言い方にならないよう、夜遅い時間だけ少し気をつけてもらえないかと伝えました。
すると相手は、驚いた顔をしました。
「そんなに聞こえていたんですか。すみません」
どうやら、自分たちが思っている以上に音が響いていることに気づいていなかったようです。
ベランダの照明についても、寝室まで光が届いているとは知らなかったと言います。
それからは、遅い時間になると照明が消えるようになり、子どもたちの足音も以前ほど聞こえなくなりました。
あれほど悩んでいたのに、実際に話した時間はほんの数分でした。
もちろん、何でも直接言えば解決するとは限りません。
それでも私はあのとき、「相手も気づいていないことがあるのだ」と知りました。
我慢し続けるだけではなく、伝え方を考えて一度話してみることも必要なのかもしれない。そう感じた出来事でした。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














