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2026.11.02(Mon)

「おたくだけ何も言われずに済むのはおかしいだろ」母のためのリフォームに苦情を重ねた隣人。だが、市の職員が確認した結果

「おたくだけ何も言われずに済むのはおかしいだろ」母のためのリフォームに苦情を重ねた隣人。だが、市の職員が確認した結果

母のためのリフォームに、突然の苦情

年を取った母が安心して歩けるように、家の段差を減らすリフォームを決めました。

廊下や玄関で足を引っかけないよう、業者さんと相談を重ねて進めることにしたのです。

ところが、工事が始まって間もない日の昼、思いがけないことが起きました。

二軒隣の奥まった家に住む男性がやってきて、玄関先で作業していた職人さんをじっと見ていたのです。

私が外に出ると、男性は声をかけてきました。

「ちょっと、これ何の工事?」

「母が歩きやすいように、家の段差を直しているんです」

「ずいぶん大がかりだね。家を広げたりするんじゃないの?」

「いえ、そういう工事ではないですよ」

そう説明しても、男性は納得できない様子でした。

「本当に大丈夫なの?こういうのって、勝手に工事していいものなの?」

「業者さんにも確認して進めていますので…」

「じゃあ、市にも確認してみるよ」

男性はそう言って帰っていきました。

その後、実際に市から工事について問い合わせがあり、私は工事の内容を説明しました。

それで終わると思っていたのですが、数日後、また男性が家の前にやってきました。

私は思い切って尋ねました。

「あの、どうしてそんなに気になるんですか?」

すると男性は、不満そうに答えました。

「俺のときは通報されたんだよ。家を建てたとき、いろいろ言われて大変だったんだから」

「そうだったんですね。でも、うちは段差を直しているだけなので……」

「だからって、おたくだけ何も言われないのはおかしいだろ」

私は返す言葉がありませんでした。

以前、自分が通報されたことに不満があるのは分かります。でも、それと今回の工事は別の話です。

その後も男性は工事の音などを気にして、市へ何度も連絡していたようです。

市から確認の連絡が入るたびに、工事の説明をしなければならず、職人さんにも対応のために手を止めてもらうことがありました。

母のために始めた工事なのに、どうしてこんなことになってしまったのか。私はすっかり困っていました。

市の職員が伝えた確認結果

ある日の昼、通報を受けた市の職員が、工事の状況を確認するために家を訪れました。

すると、職員の姿を見かけたのか、二軒隣の男性も家から出てきました。

「ああ、来てくれたんだ。ちゃんと調べてもらえるんですよね?」

男性がそう尋ねると、職員は落ち着いた口調で答えました。

「はい。これまでも工事については確認しています」

「でも、まだ工事してるじゃないですか。問題ないんですか?」

職員は手元の資料を確認してから答えました。

「確認した範囲では問題は見つかっていません」

「ちゃんと調べたんですか?」

「はい。これまでにお話しいただいた点については確認しています」

男性は少し不満そうな顔をしていましたが、職員は続けました。

「ほかに気になる点はありますか?」

「いや……まあ、そう言われてもね」

「何か具体的に気になることがあれば、お話を伺います」

男性はしばらく黙っていました。

やがて「分かりました」と小さく答えると、それ以上は何も言わず、自分の家へ戻っていきました。

私もそばで話を聞いていましたが、職員が感情的にならず、確認したことを一つずつ説明してくれたので、ほっとしました。

それから工事が終わるまで、市から繰り返し確認の連絡が入ることはありませんでした。

リフォームも無事に終わり、母は段差のなくなった廊下を、ゆっくり歩けるようになりました。

ご近所と揉めたいわけではありません。ただ、事情を説明しても疑われ続けるのは、思っていた以上に疲れるものです。

最後はきちんと確認してもらえて、本当によかったと思っています。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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