「なんでも手伝いますよ!」地域の手芸サークルに入ってきた年下の女性。だが、女性がランチ会の幹事を引き受けた時の本性に絶句
世話好きな年下メンバーが変えたもの
地域の手芸サークルに通いはじめて数年になる。
月2回、公民館でそれぞれ作業を進めながら、近況を話して帰るだけの集まりだ。
肩書きも関係なく、気楽に続けてきた。
メンバーはみな年齢がまちまちで、それがかえって居心地よかった。
2年ほど前、私より10歳以上年下のメンバーが加わった。
「なんでも手伝いますよ!」
明るくよくしゃべり、率先して材料を配ったり次の日程を確認したりする。場の雰囲気を整えてくれる人が来た、と最初は思っていた。
世話好きで話しかけやすく、自然と会話が増えた相手だった。
ところがそのうち、その年下メンバーが幹事を引き受けた集まりに、声がかかる人とかからない人が出始めた。
気づけば連絡の外側に置かれていた
最初に気づいたのは、近所のカフェでのランチ会だった。
日程が決まっていたのに、私には連絡が来なかった。
後から別のメンバーに「あの子が声をかける人を決めてるみたいで」と教えてもらった。
その後も、展示会への外出や近隣スタジオの特別講座など、年下メンバーが取りまとめる場には私の名前が入らないことが続いた。
誰かが「〇〇さんも声をかければよかったね」と言ったとき、年下メンバーはにこやかにこう返した。
「でも、もう私が決めたから」
説明も謝罪もなかった。笑顔のまま話は次へ進んだ。
「合うと思っていたのは自分だけ」
しばらくは何も言わずにサークルへ通い続けた。
他のメンバーとの関係は変わらないし、作業自体は好きだ。ただ、年下メンバーが仕切るたびに誰かが選ばれていく光景を繰り返し見るうちに、じわじわと気力が削れていった。
「仲が良いと思っていた」という気持ちが先にあったのは事実だ。
声をかけてもらえないことを不満に思う自分に気づいたとき、むしろこちらが一方的に距離を縮めようとしていたのかもしれないとも感じた。
サークルに来るたびにその年下メンバーの笑顔と会う。
相変わらず気さくだし、感じも悪くない。それなのに、なぜか素直に話しかけられなくなった。
今はサークルへの参加は続けているが、その年下メンバーとの距離感は変わった。気さくな印象はそのままだ。
「合うと思ってたのは自分だけ」
最初からそうだったのかもしれない。そのモヤモヤは、うまく整理できないまま、今も心のどこかに残っている。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














