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2026.06.06(Sat)

「なんでボロボロなの?」誕生日に加湿器をプレゼントしてくれた彼。だが、調べてわかった最悪の事実とは?

「なんでボロボロなの?」誕生日に加湿器をプレゼントしてくれた彼。だが、調べてわかった最悪の事実とは?

届いた包みの奇妙な折り目

(なんでボロボロなの?)

誕生日に彼から渡された箱を開けると、小型の加湿器が入っていた。

贈り物のセンスより先に、包装が目についた。

折り目の位置がぞろっとしていて、テープが重なって貼られている。

デパートや雑貨店の丁寧な包みではなく、本人が自分で巻いた感じがする。

包装紙のデザインも古びた雰囲気があった。

「手作り感が温かい」と思えれば良かったのかもしれないが、何かが引っかかった。

型番をスマホで検索してみた。するとそのモデルは、かなり前に製造販売が終了していることがわかった。

現在、店頭では入手できない品だ。中古品として出回っていた時期の価格も出てきた。

中古ショップで購入したのだとほぼ確信した。

包装の不自然さにも納得がいった。

プレゼントに罪はない。でも、自分の誕生日にわざわざそこまでして渡してくる相手に、何かを感じた。

これまでなんとなく積み上がっていた小さな違和感が、そのとき一気にはっきりした。

費用の話が多いデート、こちらの話を聞き流す癖、都合の良いときだけ連絡してくるパターン。

ひとつひとつは小さくても、全部つながって見えた。

本音をぶつけた夜

数日後、彼から短いメッセージが届いた。

「使い心地どう?」

そのひと言を見た瞬間、頭の中でいろんなことが静かに整理された。誕生日に中古の家電を渡しておいて、感想を聞いてくる神経。

値段の話に過敏で、デートのたびに割り勘の計算ばかりする顔。こちらが話し始めるとすぐ別の話題に切り替えるしぐさ。

気が向いたときだけ連絡してくる習慣。

全部つながって見えた。この人と続けていっても、大切にされる気はしない。その確信が、はっきりと固まった。

その晩、電話をかけた。怒鳴るわけでもなく、ただ事実として、感じていたことを一つひとつ口に出した。プレゼントの型番を調べたこと。

中古ショップで売られていた時期の値段が数百円だったこと。包装の折り目が手作りで、自分で巻いた跡だったこと。

そして、これまで積み上がっていた小さな違和感をすべて。彼は最後まで言い訳を続けたが、こちらはもう答えが出ていた。

「もう、終わりにしよう」

そう告げて電話を切ったあと、驚くほど穏やかな気持ちだった。

ずっと言えなかったことが、ようやく言えた。プレゼントがきっかけをくれた、と思うと複雑だけれど、それがなかったらまだ言えないままだったかもしれない。

それだけで十分だった。中古の加湿器は、翌週ゴミに出した。それで本当に身軽になった。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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