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2026.05.19(Tue)

「食費大変なんだから!」家事をしている夫に妻が放ったクレーム。鍋を洗いながら気づいた違和感とは

「食費大変なんだから!」家事をしている夫に妻が放ったクレーム。鍋を洗いながら気づいた違和感とは

テレビ画面に向いたまま飛んできたクレーム

夕方のキッチンに立って、まず昨晩の鍋を片付けようとシンクに運んでいたとき、私は妻に声をかけました。

冷蔵庫の食材を使っていいか、確認だけしておこうと思ったのです。

妻はリビングのソファでテレビを見ていて、画面から目を離さないまま答えます。

「あんまり沢山食材を使わないで!1回で2食分くらい使ってるよ!食費大変なんだから!」

頭では分かります。食費の管理は大切です。

節約を意識することには、まったく異論はありません。

ただ、そのとき私の両手には、妻が昨晩仕込んで誰にもほとんど食べられなかったスープの大鍋がありました。

鍋の中には、人参も玉ねぎも肉も、ほぼ使われないまま残っています。

たっぷりの具材が、色を変えることもなく沈んでいました。

これだけの材料を買うのにも、それなりにお金がかかっているはずです。

家族みんなが食べてくれれば無駄にならないのですが、今回はそうではありませんでした。

言葉は喉で止まり、夜は静かに終わっていった

「あんたもな!」

その言葉は、喉のところでぴたりと止まりました。

言えばどうなるか、何となく想像できます。

そういうことを口に出しても、その夜が険悪になるだけで、何も解決しない。

そう判断した部分が私の中にあって、声には出さずに黙って鍋の中身を処理しました。

妻は私の背中に気づかないまま、テレビの続きを見ています。

食材をいくつか取り出しながら、何をどのくらい使うか頭の中で計算しました。

あまり多く使わないように、と言われた直後だったから、なおさらです。

フライパンを温めながら、さっきの鍋のことが頭をよぎります。

責める気持ちはないのに、なぜかうまく頭から離れません。

そのまま夕飯を作り、並べて、「ありがとう」と言われた時、胸の中の何かが少し重くなりました。

悪意があったわけではないことは分かっています。

妻も忙しいし、スープが食べられなかったのは仕方がなかったのかもしれません。

それでも、節約を求めた当の妻が、大量の食べ残しを鍋ごと残していたという事実が、どうしても胸に引っかかります。

それでも、食材を使いすぎと言われた日に、大量の食べ残しを黙って流した夜のことは、しばらく頭から離れませんでした。

言うべきだったのか、それとも黙っていて正解だったのか。

今もまだ、はっきりした答えは出ていません。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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