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2026.06.12(Fri)

「元カノが入院したから、一緒に見舞い行こ」束縛男の身勝手な主張。だが、我慢出来ずに別れた結果

「元カノが入院したから、一緒に見舞い行こ」束縛男の身勝手な主張。だが、我慢出来ずに別れた結果

禁止だらけの同棲

同棲して半年、彼の束縛は度を越していた。

「お前は男と遊ぶな!」

「誰と飲みに行くのか、全部報告して」

私の行動はことごとく制限された。

それでいて、彼は自分のルールをまったく守らない。

「明日、女の子たちと遊びに行ってくる」

「それはいいんだ?私が同じこと言ったら、怒るのに」

「俺はいいんだよ。男と女じゃ立場が違うだろ」

悪びれない返事に、言葉を失った。彼の中では、自分だけが特別なのだ。

何度話し合っても、その理屈は崩れなかった。

そんな日々が続いたある夜、彼がとんでもないことを口にした。

「元カノが入院したから、一緒に見舞い行こ」

今の彼女を、元カノの見舞いに連れて行くという神経。さすがに我慢の限界だった。

スーツケース一つで

「私を元カノの見舞いに連れて行く意味、わかってる?」

「べつに変じゃないだろ。仲良くすればいいじゃん」

「仲良くって、私と元カノが?」

「そうそう。みんな仲良いほうがいいって」

彼はきょとんとした顔で、何が悪いのかも分かっていない様子だった。これ以上ここにいても、私の時間が消えていくだけだ。

心は、もう決まっていた。

彼が眠った深夜、私は自分の荷物をスーツケースにまとめた。

最低限のものだけを詰め、足音を殺して部屋を出る。引き留められる前に、と急ぐ自分が少し滑稽だったけれど、もう振り返る気はなかった。

これまで彼に合わせて諦めてきた予定や約束が、頭の中をよぎっては消えていった。

でも、ドアを閉めた瞬間の解放感は本物だった。重たかった毎日が、一気に遠ざかっていく。

「これでよかった」

誰もいない廊下で、思わず声が漏れた。

迷いが晴れた日

別れてからしばらく、彼は知人たちに私の悪口を言って回っていたという。

それを教えてくれたのは、昔からの友人だった。

「あんたのこと、ひどく言っててさ。心配で連絡したんだ」

「気にしてないよ。むしろ、別れて正解だったって確信した」

「何があったの?」

「元カノのお見舞いに、私を連れて行こうとしたの」

「は?それ、本気で言ってたの?」

事情を話すと、友人は大きくうなずいた。

「そんな男、こっちから願い下げだよ。よく出てきたね」

その言葉が、最後に残っていた迷いを消してくれた。

数週間後、偶然見かけた彼は、私に気づくと気まずそうに視線を落とした。あれほど偉そうに私を縛っていた人が、今はこそこそと避けていく。立場は、すっかり入れ替わっていた。私は前を向いて、新しい街を歩き出した。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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