「1人の時間が欲しい」ゴールデンウィーク中、義実家に帰った私たちに子供を丸投げした義姉。だが、夫の一言で状況が一変
義姉の子だけ来た玄関
ゴールデンウィーク中、義実家の玄関で待っていた私と夫の前に、義姉の子2人だけが入ってきました。
うちの子2人と合わせて従姉妹4人で遊ばせる約束でした。
義姉の姿はありません。義母がリビングのソファから声をかけてきます。
「1人の時間が欲しい」
「って、家に帰ったよ」
(嘘でしょ?)
言葉が出てきませんでした。義姉の子2人はもう靴を脱いで、奥の和室に駆け込んでいきます。
下の子が私の足にしがみついてきました。
「あんた達若いんだから、4人くらい見れるでしょ?」
義母の口調は当然のことのようでした。
2時間早く義実家を出た理由
結局その日、子供4人の世話はすべて私と夫がしました。
義母はキッチンに立つでもなく、ソファでテレビを見ています。
夫は黙々と子供たちにお菓子を配り、トイレに付き添い、喧嘩の仲裁をしていました。夕方近くなり、夫が私に小声で言いました。
「もう帰ろう」
「うん」
「夕飯食べてけば?」と引き止める義母を残し、義姉の子2人は義母に預けて家を出ました。
車中、夫は珍しく無言です。
信号で止まったとき、ハンドルを握る指が白くなっていました。
家に着き、子供たちを寝かしつけたあと、夫がリビングでスマホを構えました。
「ちょっと母さんに言ってくる」
その背中を、私はキッチンから見ていました。
縁切り寸前の本音と義母の沈黙
「母さん、はっきり言うね。こんなことが続くなら義実家に行く気はもうない」
電話越しの義母が息を呑むのが、こちらまで伝わってきました。
「姉を甘やかしすぎ。子供4人押し付けて自分は休む、それを母さんが当然みたいに扱う。うちの妻を何だと思ってるの」
「……」
「俺、妻を守れない実家には行かないよ」
義母が言葉を詰まらせ、ようやく絞り出しました。
「……反省するわ、本当にごめんなさい」
夫が電話を切って、長く息を吐きました。
私が湯呑みを差し出すと、彼は黙って受け取り、ゆっくり頷きました。義姉にはこの話が伝わった様子はありませんが、義母は確実に変わりました。
次に義実家に集まったとき、義姉は最後まで一緒にいて、義母は私の分の取り皿を真っ先に出してくれました。先日の集まりでは、義母が義姉に「あんたも手伝いなさい、嫁さんだけに任せないで」と声をかけているのが聞こえました。義姉は気まずそうに台所に立ち、義母は私に「ゆっくり座ってて」と微笑みました。
GWのあの日の空気は、もうこの家にはありません。
「はっきりして、よかったです」
夫の隣で、私は静かに頷きました。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














