「お風呂の蛇口じゃない、この音は何」風呂もトイレも台所も確かめた私。だが、最後に天井を見たワケ
荷造りの途中で聞こえてきた水の音
引っ越しを控えたある朝、私はマンションの自宅で荷造りをしていました。
段ボールに荷物を詰めていると、どこからともなくチョロチョロと水が流れる音が聞こえてきたのです。
「お風呂の蛇口じゃない、この音は何」
まず浴室を確認しましたが、蛇口は閉まっていて洗い場も乾いていました。
次にトイレを見ても、水が流れ続けている様子はありません。
「じゃあ台所かな」
シンクやその下も確認しましたが、濡れている場所は見つかりませんでした。
自宅の水回りには異常がなさそうだったため、私は「気にしすぎたのかもしれない」と荷造りに戻りました。
ところが、作業を続けてしばらくしても、水の音は消えません。
壁の染みをたどって、天井を見上げた
さすがにおかしいと思い、もう一度部屋の中を確認しました。
すると、壁に細い筋のようなものが見えます。近づいてみると水が伝っていて、壁紙にも染みが広がっていました。
「この水、どこから来てるの?」
水の跡を目でたどり、最後に見上げたのは天井でした。
どうやら上から水が漏れてきているようです。
私は急いで上の階へ行き、玄関のチャイムを鳴らしました。
しかし応答はありません。そこで管理会社へ電話し、天井から水が漏れていることを伝えました。
「こちらから上の階の方に連絡します」
電話を切ったあとも気になって天井を見ていると、しばらくして、ずっと続いていた水の音が止まりました。
その後、上の階の方が、お詫びの現金を手に謝りに来てくださいました。
話を聞くと、洗面所の水を出しっぱなしにしてしまったとのことでした。
すぐに事情を説明してもらえたので、相手を責めたい気持ちはありませんでした。
それでも引っ越し前に管理会社へ連絡したり、濡れた壁を拭いたりと、思わぬ手間が増えたのは確かです。
自分の家に異常がなくても、水の音が長く続くときは別の場所で何か起きていることもある。集合住宅では、違和感をそのままにしないことも大切だと感じた出来事でした。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














