「散歩の後始末は、必ずお願いします」散歩マナーが悪い住人。注意喚起されたあとの姿に絶句
回覧板に挟まれていた短い通達
回覧板を開くと、自治会からの短い通達が挟まっていました。
「散歩の後始末は、必ずお願いします」
誰かを名指ししたものではありません。
それでも私は、その一文を見た瞬間、隣の家の奥さんのことが頭に浮かびました。
少し前から、我が家の門の脇に犬のふんが残されることが続いていたからです。
最初はどこの犬なのか分かりませんでした。
ところがある朝、新聞を取りに玄関を出たとき、隣の奥さんが犬を連れて通りかかりました。
犬は門の近くで立ち止まり、その場で用を足しました。
私は少し離れたところから見ていましたが、奥さんはそのままリードを引いて歩いていきました。
「やっぱり言ったほうがいいんじゃない?」
妻にはそう言われましたが、隣同士だけに、できれば直接揉めたくありません。そんなときに回覧板が回ってきたので、私は少しほっとしました。
「これで気づいてくれればいいけど」
翌日から、散歩の姿は変わった
翌朝、隣の奥さんは小さなバッグを肩から下げて犬を散歩させていました。
それまで見かけなかったものだったので、私は「回覧板を読んで準備するようになったのかもしれない」と思いました。
ところが、その翌朝も門の脇には同じものが残っていました。
さらに数日後、新聞を取りに出ると、ちょうど隣の奥さんと犬が通りかかりました。
犬がいつもの場所で立ち止まりましたが、奥さんは後始末をせず、そのまま歩いていきます。肩には、例のバッグがかかっていました。
見た目だけでは分からないものだと、私はため息をつきました。
次は、具体的に伝えることにした
回覧板を一度回しただけでは、状況は変わりませんでした。
だからといって、感情的に隣家へ乗り込むのも避けたい。
私はそれから、見つけた日と場所を簡単にメモすることにしました。
ある程度続くようなら、「犬の散歩マナー」という漠然とした話ではなく、自宅の敷地付近で実際に困っていることとして自治会へ相談するつもりです。
今日も門の脇を水で流しながら、回覧板だけで分かってもらうのは難しいのかもしれないと思いました。
角を立てないことも大切ですが、困っていることを具体的に伝える必要もあるのだと感じています。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた50代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














