「でもさ!それは違うよ」と会話をさえぎる友人。モヤモヤしている私を救った、救世主の一言
「でもさ」で奪われる、私の言葉と気持ち
「あの件なんですけど、もう少しこうすれば……」
「でもさ!それは違うよ。だって」
仕事の合間や、友人とのちょっとした雑談。
そんな日常のひとコマで、私が意見を言いかけた瞬間。
被せ気味に飛んでくる「でもさ」という言葉。相手に悪気がないのは分かっています。ただ話のテンポが早いだけなのかもしれません。
それでも、最後まで聞いてもらえないと、胸の奥に小さな重たさが残るのです。
「私の考えなんて、どうでもいいのかな」
「ただ聞いてほしかっただけなんだけどな……」
言えなかった言葉と一緒に、飲み込むため息。
特に仕事で疲れている日など、その一言が地味に心に深く刺さります。
相手は気持ちよく話し続けているのに、こちらはすっかり相槌を打つだけの聞き役。帰りの電車に揺られながら、一人でモヤモヤを引きずってしまうことも珍しくありませんでした。
空気を変えた、魔法のような一言
そんな日常の中で、ある日のこと。複数人で話していた時、やはりいつものように私の言葉が遮られそうになりました。
「だから、そこは絶対に」
相手が勢いよく口を開きかけた、その時です。横にいた別の人が、ふんわりと会話に割って入りました。
「まあまあ。とりあえず、最後まで聞いてからにしようよ」
大きくかばうわけでも、相手を強く否定するわけでもない、本当にさりげない一言。
しかし、その穏やかな声は魔法のように場の空気を整えました。
「あ、ごめんごめん。それで?」
「いや、大したことじゃないんだけどね。実は……」
話を遮ろうとした人もスッと引いてくれ、私は無事に自分の思いを最後まで伝えることができたのです。
あの時の、ホッと肩の力が抜けるような安心感。たった一言が、どれほど私を救ってくれたことか。
この出来事をきっかけに、私自身の意識も少し変わりました。相手の話を途中で遮らないのはもちろんのこと、もし言葉を飲み込もうとしている人がいたら、優しく手を差し伸べたい。
「それで、どう思った?」
そんなふうに、相手の気持ちを自然に引き出せるように。あの時の彼のように、周りを安心させられる人間でありたいと、心からそう思っています。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














