
「ハメられた」と気づいた時には遅すぎた。新宿の夜に消えた7万円と信頼の行方
見知らぬ誰かと手軽に出会えるマッチングアプリは、現代の交流において欠かせないツールとなりました。しかし、その手軽さの裏には、巧妙に仕組まれた罠が潜んでいることも事実です。今回は、東京・歌舞伎町で実際に高額請求の被害に遭った男性の事例を通じ、繁華街に潜むリスクとその回避策について考えてみたいと思います。
被害に遭った30代の男性は、アプリでマッチングした女性に導かれるまま、新宿の雑居ビルにあるバーへ足を踏み入れました。当初は警戒していたものの、女性の明るい振る舞いに、つい注意を緩めてしまったといいます。メニューの価格設定は高めでしたが、男性が注文したのはウーロン茶1杯のみ。ところが、同行した女性はメニューにないカクテルを次々と注文し、気づけば会計は7万円という驚愕の数字になっていました。
このトラブルに対し、SNS上では多くの教訓や実体験が寄せられています。特に目立つのは、待ち合わせ場所や店選びに関する具体的なアドバイスです。
『歌舞伎町という名前を出すと警戒されるので、待ち合わせでは東新宿駅や靖国通り沿いの店を指定してくるなど、いろいろな特徴はあります』
また、自身の防衛策として店選びの主導権を握ることの重要性を説く声も上がっています。
『お店は会う前からこちらで決めたお店を予約していたし、相手にも事前にそのことを伝えて了承してもらっていたけど、それが普通じゃないのかな』
一方で、こうした被害を自己責任と切り捨てるのではなく、出会いの場が限られている現状を憂慮する意見も見受けられました。
『女性の少ない勤務先でも出会いがなくて困っている男性が多数います。安心して出会える環境を欲している人は多いはずです』
今回のケースで注目すべきは、店側の対応です。クレジットカードの端末が故障していると告げ、黒服の男性がATMまで同行するという手法は、典型的なトラブルのパターンと言えるでしょう。7万円という金額は決して安くはありませんが、身体的な被害に遭わなかったことが不幸中の幸いだったのかもしれません。
このようなトラブルを避けるためには、相手が指定する店に安易に入らないことが鉄則です。
特に初対面の相手から店を提案された場合は、事前にインターネットで口コミを確認するか、自分がよく知るチェーン店などを逆提案する勇気を持つべきでしょう。














