tend Editorial Team

2026.05.22(Fri)

「今までどうやって生きてきたの笑」半同棲状態になった彼の本性。我慢出来ずに別れを告げた結果

「今までどうやって生きてきたの笑」半同棲状態になった彼の本性。我慢出来ずに別れを告げた結果

半笑いが刺さり続けた半年

うちで過ごす時間がほとんどになった彼は、いつのまにか半同棲のような状態だった。

物腰の柔らかい人だと思って付き合い始めたのに、二人きりになるたびに違う顔が出てきた。

会話のたびに、こちらの知らないことを楽しそうに突いてくる。

「今までどうやって生きてきたの笑」

知識も、料理の手際も、選んだ服のセンスも、ニュースで耳にした単語の意味も、いちいち嘲笑される。

半笑いしている表情が、毎回小さな刃のように残った。

反論すれば「冗談だって」と肩をすくめられる。

否定したくても、否定したい気持ちごと笑われる気がして、口を閉じてしまうのが癖になっていった。

家事はほとんど私が回していた。

掃除も洗濯も食事の支度も、彼は当たり前のように受け取って、ふと見つけた小さな粗だけを見つけてはまた笑った。

一緒にスーパーへ買い物に行っても、私が手に取った商品の銘柄を見て鼻で笑い、別の物を勝手にカゴへ移されたこともある。

会社の同僚に話せば「冗談がきついだけじゃない?」と軽く受け流されてしまいそうで、誰にも相談できないまま夜だけが重なっていった。

テレビの音だけが響く部屋で、私は自分の声を少しずつ失っていく感覚を抱えていた。

荷物を取りに来る前に、部屋を作り変えた

限界の夜、私は別れを告げた。

荷物は時間がある時に後日取りに来てね、と添えて。

それから動き出した私は、彼が来る日までの数日で部屋を別物に変えてしまった。

ソファの向きを反対側に。

寝室のベッドは壁から離して。観葉植物の位置も、カーテンの色も全部入れ替えた。

本棚に並んでいた二人で買った本も、見えない場所にしまった。

「絶対緑がいい」と彼が押し切った絨毯は剥がして、新しい色に敷き直す。

男物の小物をひとつ目につく場所に飾って、新しい誰かの気配だけうっすら残した。

そして剥がした緑の絨毯は、ゴミ袋にぎゅうぎゅうに押し込んだ。

玄関の、扉を開けて最初に視界に入る位置に、わざと置いた。

すぐに捨てるつもりはなかった。

当日、彼は私が仕事で家を空けている時間に来て、荷物だけ持って帰っていた。

鍵を返した、という短い連絡が一件届いた。緑のゴミ袋についても、模様替えについても、ひとことも書かれていなかった。

その日を境に、彼からの連絡はぴたりと途絶えた。怒りの言葉も、釈明のメッセージも、ひとつも届かない。何も書かれていなかった、その沈黙こそが答えだった。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.05.22(Fri)

はま寿司「まぐろ」値上げで回転寿司はどうなる?100円の奇跡と家族の選択、他社との比較から見える今後の客足の行方
tend Editorial Team

NEW 2026.05.22(Fri)

鳩山由紀夫氏が明かした村上誠一郎氏との昔話と自民党リベラル派の行方、ネット上で活発化する議論と有権者が寄せる厳しい目線
tend Editorial Team

NEW 2026.05.22(Fri)

「写真と違うね」マッチングアプリで出会った男の非常識な一言。だが、我慢出来なかった私が席を立った瞬間
tend Editorial Team

RECOMMEND

2026.02.02(Mon)

「国民をバカにした舐めた発言」「若者をなめすぎ」と辛辣な声も。社民党・ラサール石井氏、演説にて自民に投票の若者に警鐘
tend Editorial Team

2026.03.23(Mon)

「諦めんのはや」「最後の無気力は何」と共感の声相次ぐ。元横綱・若乃花、取組中に棒立ちで敗れた美ノ海に苦言
tend Editorial Team

NEW 2026.05.20(Wed)

「今年もなのか」自分の家の前の雪を道路に押し出す隣人、毎冬ハンドルを握りながら思うこと
tend Editorial Team