tend Editorial Team

2026.06.30(Tue)

「位置情報、温泉街になってるよ」夫の車に仕込んだ子ども用のキッズ携帯。浮気現場に突撃した結果

「位置情報、温泉街になってるよ」夫の車に仕込んだ子ども用のキッズ携帯。浮気現場に突撃した結果

怪しい朝帰り

その週末も、夫からのメッセージはいつもの一言だった。

「今夜は仕事で遅くなる。帰り、深夜になりそう」

けれど、私の手の中のスマートフォンには、まったく別の事実が映っていた。子ども用のキッズ携帯を、位置情報をオンにして夫の車に仕込んでおいたのだ。

地図の光る点は、会社とは正反対の温泉街にあった。

確かめずにはいられず、私は夫に短いメッセージを送った。

「位置情報、温泉街になってるよ」

しばらくして返ってきたのは、苦しい言い訳だった。

「仕事だって」

「得意先の付き合いで来てるだけ」

得意先が、なぜ温泉街の旅館にいるのか。問い詰めるより、この目で確かめたほうが早い。私は友人に車を頼み、現場へ向かった。

繋いだ手

たどり着いた旅館の前で、私は思わず立ち尽くした。

夫が、見知らぬ女と手を繋いで歩いている。その横顔は、家では見たことのないほど緩んでいた。

私は二人の前に回り込み、まっすぐ夫を見た。

「これが、得意先との付き合い?」

夫の顔から、一瞬で血の気が引いた。慌てて手を離し、しどろもどろに繰り返す。

「ち、違う、これは本当に仕事で……」

「手を繋ぐ仕事なんて、聞いたことないけど」

夫は言葉に詰まり、視線をさまよわせた。口を開きかけては、また閉じる。額には脂汗がにじんでいた。

「待って、誤解なんだ。話を……」

「誤解する余地、どこにあるの」

静かに返すと、夫はとうとう黙り込んだ。隣の女は真っ青になって、そっと夫から距離を取る。旅館の玄関先にいた仲居さんが、心配そうにこちらをうかがっていた。

友人は黙ってその一部始終を撮影していた。もう、どんな言い訳も通らなかった。

逆転した立場

家に帰った私は、感情に流されず証拠を整理した。位置情報の履歴、現場の写真、二人で歩いていた時間。

そのすべてを携えて、弁護士のもとを訪ねた。

「これだけ揃っていれば、慰謝料の請求も離婚も問題なく進められます」

弁護士の言葉に、張り詰めていた肩から力が抜けた。子どものキッズ携帯を一台仕込んだだけで、ここまで明確な証拠になるとは思っていなかった。

準備の整った証拠を前に、夫はもう何も言い返せなかった。

「すまなかった。全部、俺が悪い」

うなだれる夫に、私は迷わず離婚を切り出した。慰謝料は、夫と相手の女の双方から受け取った。

「ずっとモヤモヤしてたけど、これで前に進める」

あれほど強気に「仕事だ」と言い張っていた人が、今は私の前で身を縮めている。ごまかしていた側と、それを暴いた側。気づけば、立場は完全に逆転していた。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.08.16(Sun)

「玄関、お願いね」義実家へ行くたび家事を任されていた私。だが、正直な気持ちを伝えた結果
tend Editorial Team

NEW 2026.08.16(Sun)

「作成は、ほとんど彼女にお願いしていたので」手伝った請求書のミスを押し付けられそうになった私。だが、事実を突きつけた結果
tend Editorial Team

NEW 2026.08.15(Sat)

「あら、本当に慣れてないのね」苦手な料理を笑った義母。翌週、夫の一言で義母の態度が一変
tend Editorial Team

RECOMMEND

2026.07.07(Tue)

「あなたも言われたよね?」私を孤立させた噂の主→標的にされた5人が集まった日に信用を失った
tend Editorial Team

2025.08.24(Sun)

「もっとこう…あるだろ!」ケーキ屋さんの正直すぎる商品名にツッコミの嵐!リアルな昆虫ケーキの名前はまさかの…
tend Editorial Team

2026.06.09(Tue)

「償ってから言え」「お相手への謝罪が見えない」とSNSでは厳しい声も。特殊詐欺で実刑判決の池田純矢受刑者が、獄中から直筆...
tend Editorial Team