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2026.08.21(Fri)

「3000円ね、現金あるかな」同棲していた彼とのお金のルール。だが、彼の態度に感じた本音とは

「3000円ね、現金あるかな」同棲していた彼とのお金のルール。だが、彼の態度に感じた本音とは

毎週、同じことを聞いていた

同棲を始めるとき、食材費は折半にしようと決めた。

週に1回、私がまとめて買い出しに行き、彼から3000円を受け取る。それが二人で決めたルールだった。

だから買い物から帰るたび、私はレシートを出しながら同じことを聞いていた。

「3000円ね、現金あるかな」

すると彼は、たいていこう答えた。

「今ないから、あとで送るよ」

最初から払う気がなかったのかは分からない。

ただ、その「あとで」が実行されることはなかった。次の週になれば、また同じやりとりが繰り返された。

何度か前の分について聞くと、彼は「分かってるって。忘れてないよ」と返した。それ以上言うと空気が悪くなりそうで、私もつい引いてしまっていた。

3か月ぶんのレシートを並べた

それでも、買い物のレシートだけは捨てずに引き出しへ入れていた。

3か月ほどたったある日、私は全部取り出し、日付順に並べた。3000円を受け取っていない週を一つずつ確認すると、未払いは3万円を超えていた。

その夜、机の上にレシートを並べたまま彼に話した。

「これ、まだもらってない分。合計すると3万円を超えてる」

彼は最初、少し面倒そうな顔をした。

「細かいことで怒るなよ」

けれど、私は言い返さず、並んだレシートを指した。

「3000円ずつだから小さく見えるけど、毎週そのままになってたんだよ」

彼は黙って日付を追い始めた。

しばらくして、「ごめん」と小さくつぶやいた。

その場で手持ちの現金を渡し、残りはその日のうちに振り込むと言った。

「……ごめん。次からちゃんとする」

「うん。買い出しの日にもらえると助かる」

私はそれ以上責めなかった。

翌週、買い物へ出る前。玄関で靴を履いていると、彼のほうから財布を開いた。

「3000円、今日の分」

もう、こちらから聞く必要はなかった。

※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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