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2026.08.25(Tue)

「あ…鍵、持ってない」送迎を頼まれたが、鍵を持ってなかった子供。後日、困った私が提案した内容とは

「あ…鍵、持ってない」送迎を頼まれたが、鍵を持ってなかった子供。後日、困った私が提案した内容とは

玄関の前で、帰るに帰れなくなった

息子が所属するサッカーチームでは、練習の送り迎えをそれぞれの家庭で行っていました。ただ、都合がつかない日は、同じ学年の保護者同士で送迎を助け合うこともあります。

去年の途中から、ある保護者に頼まれることが増えました。

「ごめん、今日も帰り、一緒にお願いしてもいい?」

帰り道がほとんど同じだったので、最初のうちは「いいですよ」と引き受けていました。子ども同士も仲がよく、それほど負担には感じていませんでした。

ところがある日、その子を家まで送ったときのことです。

「じゃあ、またね」と車から降ろそうとすると、その子が困った顔をしました。

「あ…鍵、持ってない」

玄関の明かりもついていません。家族が帰ってくる予定を聞いても、その子自身も分からないようでした。

小学生をひとり残して帰るわけにもいかず、私は一緒に玄関前で待つことにしました。

しばらくしておばあちゃんが帰ってきましたが、孫が送ってもらうこと自体を知らなかったようで、「あら、すみません。ありがとうございました」と驚いた様子でした。

名前を出さず、コーチに相談した

それからも送迎を頼まれることはありました。もちろん、困ったときはお互いさまだと思っています。

ただ、「今日、家には誰かいるのかな」と毎回こちらから確認しなければならない状態には、少しずつ負担を感じるようになりました。

そこで私は、その家庭の名前を出さずにコーチへ相談しました。

「送っていったあと、家の人がいなくて帰れなかったことがあって……。送迎を頼むときの決まりって、何か作れませんか」

コーチは事情を聞くと、少し考えてから言いました。

「それは困りますね。帰りは必ず家の人に引き渡せるようにしましょう。全員に連絡します」

全員に届いた、同じ一通

数日後、保護者全員にチームから連絡が入りました。

送迎をほかの家庭へ頼む場合は、事前に連絡すること。帰宅時には家族が受け取れる時間や場所を確認しておくこと。そして、子どもだけを玄関先に残さないこと。

誰かの名前は書かれていませんでした。特定の家庭を責める内容でもありません。

そして次の週末、その保護者からメッセージが届きました。

「土曜、帰りもお願いしていいですか?祖母が5時には家にいるので、それ以降なら大丈夫です」

以前とは違い、受け渡しの時間まで書かれていました。

さらに練習のあと、別の保護者から「うちも前に、送ったら誰もいなくて困ったことがあったんです」と聞きました。

どうやら私だけの問題ではなかったようです。

それ以来、送迎を頼むときには、自然と「何時なら家にいる?」と確認する空気ができました。

誰かを名指しして注意しなくても、必要な決まりをひとつ作るだけで変わることがあります。あの日以来、玄関先で帰るに帰れなくなることはなくなりました。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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