「息子にご飯も作らないの?」お正月に親戚の前で嫁を責めた義母。だが、夫の一言で空気が一変
親戚が集まった正月の食卓で
結婚二年目のお正月、私は夫と一緒に義実家を訪れました。
長い道のりを車で移動し、玄関をくぐると、すでに親戚が七人ほど集まっています。新年の挨拶を済ませると、義母が用意してくれた料理を囲んで昼食が始まりました。
煮物や天ぷら、お雑煮が並び、私も「おいしいですね」と何度か義母に声をかけました。
ところが、しばらくして義母が私のほうを見て言ったのです。
「息子にご飯も作らないの?」
突然の言葉に、私は箸を持ったまま固まりました。
「仕事が忙しいのは分かるけど、ちゃんとしたものを食べさせてもらってるのか心配なのよ」
義母はそのまま親戚にも話しかけます。
「結婚したんだから、食事くらいはねえ」
私は返事に困りました。忙しい日は簡単に済ませることもありますが、普段は家で料理をしています。それなのに、親戚の前で家事をしていないように言われるとは思っていませんでした。
反論すれば空気を悪くしてしまいそうで、私は黙ったまま膝の上で手を握っていました。
夫が伝えてくれたこと
すると、隣にいた夫が箸を置きました。
「母さん、それは違うよ」
義母が夫のほうを向きます。
「家ではちゃんと作ってくれてるよ。忙しい日は俺も簡単なものでいいって言うし、食事のことを妻だけの責任みたいに言うのは違うと思う」
義母は少し驚いたような顔をしました。
「私はただ、ちゃんと食べてるのか心配だっただけよ」
「心配してくれるのはありがたいけど、みんなの前で決めつける前に俺に聞いてよ」
夫の声は穏やかでしたが、はっきりしていました。
義母はしばらく黙ったあと、「そうだったのね。ごめんなさい」と私に向かって小さく言いました。
親戚の一人が別の話題を出したことで、その場は少しずついつもの雰囲気に戻っていきました。
帰りの車の中で、私は夫に「さっきはありがとう」と伝えました。
夫は前を向いたまま、「俺のことなんだから、俺から言わないとね」と答えました。
義母に悪気があったのかは分かりません。ただ、心配だからといって、本人に確かめず人前で決めつけられるのはつらいものです。
夫がその場で事実を伝えてくれたことで、私はようやく肩の力を抜くことができました。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














