「あの子、あんたの悪口言ってたよ」私が振った男友達と付き合い始めた友人。だが、結婚した時の振る舞いに絶句
振られた相手を取るように付き合いはじめた友人
男友達が私に告白してきたのは、学生時代のことだ。気持ちには応えられず断ったが、友人関係は続けていた。特に気まずくもなかったし、普通に会っていた。
ところが断ってすぐ、仲の良かった友人と男友達が付き合いはじめた。
驚いたけれど、二人のことは好きだった。うまくいってほしいと思って見守ることにした。
でも正直に言えば、最初から少し複雑な気持ちはあった。私が断った直後にというタイミングが、なんとなく引っかかった。
それでも関係をこわしたくなかったし、普段通りに接しようとしていた。
でも友人の様子が、少しずつ変わっていった。
毎回服装を確認してくる
複数人で出かけるとなると、友人は必ず前日か当日の朝にメッセージを送ってきた。
「今日何着るの?スカート?」と聞いてくる。答えると、すぐ返信が来た。
「スカートはくなら自分もスカートにする!」
最初は偶然かと思った。でも毎回だった。私の服装を確認してから合わせてくる。
色や丈まで似せてくることもあった。あるとき、ふと気づいたら持ち物まで似ていた。直接「真似しないで」とも言えないし、気のせいにしようとしたが、回数が重なるとそうも思えなくなっていった。
引っかかったのは服装だけではなかった。
ある日、共通の知人から思いがけない話が出てきた。友人が男友達にこう吹き込んでいたという。
「あの子、あんたの悪口言ってたよ」
身に覚えのない話だった。男友達と顔を合わせたときの、どこか余所余所しい目線にもようやく説明がついた。
否定したところで、言った言わないの水掛け論になるだけだ。証拠は何もない。気づけば、私と男友達の間にあった気軽な空気が、別人のもののように変わっていた。
友人が何かを恐れているのは分かった。
でも、その不安に応える方法が、私にはなかった。何もしていないのに、ただ「以前の関係」が残っているだけで、こうも周りが変わっていく。自然と連絡が減り、少しずつ距離を置くようになっていった。
「結婚します」が彼氏から届いた
しばらく経ったある日、男友達からメッセージが届いた。一言だけ書いてあった。
「結婚します」
友人からは、何も来なかった。
おめでとうと返しながら、胸の中にぽつりと穴が空いた。あれだけ仲が良かったのに、自分の口からは言ってもらえなかった。
悲しいというより、もう縁が切れていたんだと、そのとき初めて実感した。
誰かを責めたいわけじゃない。でも、あの頃感じた違和感の意味が、報告の届き方でなんとなく分かった気がした。友人との関係も、男友達との関係も、そのまま静かに終わった。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














