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2026.07.02(Thu)

「英語は話せて普通じゃない?」と自慢するママ友。だが、外国人ママの一言でその場から浮いた瞬間

「英語は話せて普通じゃない?」と自慢するママ友。だが、外国人ママの一言でその場から浮いた瞬間

いつも英語をはさむ人

園で知り合ったママ友は、英語がとても得意な人だった。会話の合間に、ぽんぽんと英語の単語が飛び出してくる。

「ここの送迎、もう少しsmoothだといいのにね」

「ごめん、それってどういう意味?」

私が聞き返すと、彼女は少しだけ得意そうに日本語へ言い直す。そのたびに、自分が一段下に見られているような気持ちになった。

英語ができるのはすごいと思う。でも、相手が分からない言葉をわざわざ選んで話すのは、なんのためなんだろう。そう思いながらも、私は何も言えずにいた。

置いていかれた立ち話

その日、私は日本語がとても達者な外国人のママと、お迎えのあとで話していた。来月の親子イベントの持ち物について、ゆっくり相談していたところだ。

そこへ英語の得意なママ友がやって来て、私の隣にいた外国人ママへ、いきなり流れるような英語で話しかけた。

会話は一気に英語へ切り替わり、私だけが取り残された。どんな顔をしていればいいのかも分からず、ただ笑ってうなずくふりをするしかない。

二人のやり取りは、しばらく続いた。私が間に立っているのに、まるでそこに私がいないかのように、英語が頭の上を行き交っていく。

輪に入れず黙ったままの私に気づいたのか、ママ友はこちらを見て、軽い調子で言い放った。

「英語は話せて普通じゃない?」

その言葉に、私はうまく返せなかった。伝わらないのではなく、私が置いていかれているだけなのに。

空振りした英語自慢

すると、英語で話しかけられていた外国人のママが、わざわざきれいな日本語で答えた。

「ちゃんと通じてますよ」

その場の誰よりも自然な日本語に、ママ友の表情がぴたりと止まった。

「えっ……あ、うん」

外国人ママは穏やかに続けた。「日本語、私の方が話したいくらいです。せっかくみんないるんだから」。そして私に向き直り、「持ち物の話、まだ途中でしたよね」と笑いかけてくれた。

英語の得意なママ友は、行き場をなくしたように口ごもった。胸を張っていた肩がしぼみ、目があちこちへ泳ぐ。しばらくして「……そうね、ごめんね」と小声で言うと、気まずそうに一歩下がった。

浮き上がって見えたのは、置いていかれた私ではない。英語を盾にして場を独り占めしようとした、その人自身だった。

「じゃあ、続きを話しましょうか」

外国人ママのその一言で、会話は日本語に戻り、私もやっと肩の力が抜けた。あの日から、彼女が英語でまわりを困らせることはなくなった。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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