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2026.07.01(Wed)

「うちの子が主役じゃないっておかしいわよね?」とお遊戯会の配役に納得いかないママ友。同調しない私に向けた信じられない態度とは

「うちの子が主役じゃないっておかしいわよね?」とお遊戯会の配役に納得いかないママ友。同調しない私に向けた信じられない態度とは

配役表の前で

園のお遊戯会の配役が、廊下に貼り出された。先生方が子どもたち一人ひとりを見て、何日もかけて決めたものだ。役の大きさに偏りはあっても、選び方そのものはまっすぐで公平だった。

その紙の前で立ち止まっていた私に、同じクラスの母親が肩を寄せてきた。表情には、はっきりと不満がにじんでいる。

「ねえ、これ見た?」

「うん、さっき貼られたところだよね」

「うちの子が主役じゃないっておかしいわよね?」

当たり前のようにそう言われ、私は一瞬、言葉に詰まった。誰よりも目立つ役が、自分の子のものでなければ気が済まないらしかった。

事実を返しただけ

同意を求める視線が、こちらにまっすぐ向けられている。けれど、うなずける話ではなかった。

配役は先生方が責任を持って決めたもので、親が口を出す筋合いのものではない。

「先生が選んだことですので」

私は穏やかに、それだけ伝えた。彼女の子を低く見たわけでも、配役を批判したわけでもない。

ただ、起きていることをそのまま言葉にしただけだ。

「ひいきとか、そういうのはないと思うよ。本番、楽しめるといいね」

そう続けると、彼女の目つきが変わった。同意しなかったことが、よほど気に入らなかったらしい。

翌朝、園の前で挨拶をしても、彼女は私を見ようともしなかった。

一人だけ硬い顔

無視は、それから何日も続いた。声をかけても返事はなく、視線すら合わせてもらえない。何も否定していない私が無視される理不尽さに、心がざわついた。

それでも、ここで腹を立てたら向こうの思うつぼだ。私はいつもと変わらず門の前で挨拶を続け、ほかの親たちとも普段どおりに言葉を交わした。

変わらない私のとなりで、頑なに顔を硬くしている彼女のほうが、だんだん目立っていった。

挨拶を無視するたびに、まわりの親たちが彼女をちらりと見るようになっていた。そんなある朝、別の母親がそっと近づいてきた。

「あの人、先生に主役を代えてって直談判したんだって」

「断られて、それで機嫌が悪いみたいよ」

事情を聞いた周りの親たちは、静かに距離を取りはじめた。挨拶を無視され続けても淡々としている私と、一人で意地を張る彼女。

どちらが大人げないかは、誰の目にも明らかだった。

「挨拶くらい、返せばいいのにね」

近くにいた母親がぽつりと漏らすと、数人が小さく同意した。彼女はその空気を察したのか、気まずそうにうつむいた。後日、向こうから先に、ぎこちなく会釈をしてきた。無視を貫いて孤立したのは、彼女のほうだった。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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