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2026.08.14(Fri)

「あと少しだけなので」撮影スポットを独占するグループ。だが、スタッフの一言で状況が一変

「あと少しだけなので」撮影スポットを独占するグループ。だが、スタッフの一言で状況が一変

人気の撮影スポットにできた列

旅の最終日、私は景色がきれいだと評判の展望台へ立ち寄りました。

眼下には街並みと山が広がり、記念に一枚撮って帰りたいと思っていたのです。

いちばん人気の撮影場所には、すでに十数人ほどの列ができていました。

その先頭にいたのは、数人の観光客グループでした。

どうやら全員で旅行に来た記念に、一人ずつの写真だけでなく、組み合わせを変えながら何枚も撮影したかったようです。

その気持ちは分かります。

ただ、撮影スペースの端にはキャリーバッグや紙袋まで置かれていて、ほかの人が入れる場所がほとんど残っていませんでした。

「もう一枚だけ」が続いていく

一人を撮り終えると、今度は二人で並び、その次は別の人と交代します。

写真を確認しては、「もう一枚撮ろう」と撮り直していました。

荷物もそのままなので、撮影場所はずっとそのグループが使っている状態です。

気づけば、後ろには10人近い人が待っていました。

小さな子どもを連れた家族や、日差しを避けながら順番を待っている人もいます。

すると、近くにいたスタッフがグループに声をかけました。

「後ろにもお待ちの方がいらっしゃいますので、撮影が終わりましたら順番に場所をお譲りください」

グループの一人は後ろを振り返り、そこで初めて長い列に気づいたようでした。

「あと少しだけなので」と答え、もう一度写真を撮ろうとしましたが、スタッフは穏やかな口調のまま続けました。

スタッフの案内で、ようやく場所が空いた

「皆さま同じ場所で撮影をお待ちです。一度撮影スペースの外へご移動をお願いします」

さらに、足元に置かれていた荷物についても、通行の妨げにならない場所へ移動するよう案内しました。

そこまで言われると、グループも周囲の様子が気になったのでしょう。「すみません」と荷物をまとめ、撮影場所から離れていきました。

場所が空くと、止まっていた列は少しずつ進み始めました。皆、一、二枚ほど写真を撮ると自然に次の人へ場所を譲っています。

私もようやく順番が来て、景色を一枚だけ写真に残しました。

せっかく遠くまで来たのだから、何枚も記念写真を撮りたくなる気持ちは分かります。ただ、人気の場所では同じように楽しみに待っている人もいます。

スタッフに注意されて初めて列の長さに気づいたグループを見て、周囲を見る余裕を持つことも大切なのだと感じた出来事でした。

※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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