「最近、返事がないですね」出勤日に連絡してくる同僚。だが、私が伝えた本音とは
私の出勤日に合わせるように、連絡が届いた
自由にシフトを組めるアルバイト先で働いていたときの話です。
休憩室にはシフト表が貼られていて、自分の勤務日は誰でも確認できるようになっていました。
あるころから、同じ職場の男性から、私の出勤日に合わせるようにメッセージが届くようになりました。
「今日も一日がんばりましょう!」
最初のうちは、単なる挨拶だと思っていました。職場で会えば普通に話す相手でしたし、短いメッセージにわざわざ何か言うほどでもないと思ったからです。
ただ、それが毎回続くと、少しずつ気になるようになりました。
そしてある日、仕事とは別の連絡まで届きました。
「明日、ちょっと体調がよくなくて。もしかしたら休むかもしれません。先に伝えておきますね」
画面を見て、私は少し困りました。
私に知らせても、勤務を変更することはできません。欠勤するのであれば、まず店長に伝える話です。
きつい言い方にはしたくなかったので、少し考えてから返信しました。
「早退や欠勤のご連絡は、店長にお願いします」
しばらくすると、「そうですね。分かりました」と短い返事が届きました。
仕事の連絡だけに返すことにした
その日を境に、私も連絡の取り方を少し変えました。
引き継ぎや勤務についての連絡には、これまでどおり返事をします。
一方で、「今日もがんばってね」といった仕事に直接関係のないメッセージには、無理に返さないことにしました。
すると数日後、勤務中に顔を合わせたとき、彼から言われました。
「最近、メッセージの返事ないですね」
少し気まずさはありましたが、曖昧に笑って済ませると、また同じことが続く気がしました。
「仕事の連絡なら大丈夫ですよ。必要なことがあったら送ってください」
そう答えると、彼は一瞬黙ってから、「分かりました」とうなずきました。
それから、私的なメッセージは少しずつ減っていきました。欠勤するかもしれないという連絡が、店長より先に私へ届くこともなくなりました。
同僚として話せる距離に戻った
だからといって、職場で気まずくなったわけではありません。
出勤すれば普通に挨拶をしますし、引き継ぎがあれば話します。必要なことはきちんと伝え合えるので、仕事に支障もありませんでした。
ある日、休憩室で来月の希望シフトを書いていると、彼も隣で自分の予定を書き込んでいました。
「おはようございます」
交わしたのは、それだけでした。
以前なら、そのあとメッセージが来るのではないかと少し身構えていたと思います。でも、その日は何も気になりませんでした。
相手を嫌いになったわけでも、強く拒絶したわけでもありません。ただ、仕事の関係は仕事の範囲で、と自分なりの線を伝えただけです。
その線ができてから、同じ職場で働くことがずいぶん楽になりました。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














