tend Editorial Team

2026.08.30(Sun)

「最近、返事がないですね」出勤日に連絡してくる同僚。だが、私が伝えた本音とは

「最近、返事がないですね」出勤日に連絡してくる同僚。だが、私が伝えた本音とは

私の出勤日に合わせるように、連絡が届いた

自由にシフトを組めるアルバイト先で働いていたときの話です。

休憩室にはシフト表が貼られていて、自分の勤務日は誰でも確認できるようになっていました。

あるころから、同じ職場の男性から、私の出勤日に合わせるようにメッセージが届くようになりました。

「今日も一日がんばりましょう!」

最初のうちは、単なる挨拶だと思っていました。職場で会えば普通に話す相手でしたし、短いメッセージにわざわざ何か言うほどでもないと思ったからです。

ただ、それが毎回続くと、少しずつ気になるようになりました。

そしてある日、仕事とは別の連絡まで届きました。

「明日、ちょっと体調がよくなくて。もしかしたら休むかもしれません。先に伝えておきますね」

画面を見て、私は少し困りました。

私に知らせても、勤務を変更することはできません。欠勤するのであれば、まず店長に伝える話です。

きつい言い方にはしたくなかったので、少し考えてから返信しました。

「早退や欠勤のご連絡は、店長にお願いします」

しばらくすると、「そうですね。分かりました」と短い返事が届きました。

仕事の連絡だけに返すことにした

その日を境に、私も連絡の取り方を少し変えました。

引き継ぎや勤務についての連絡には、これまでどおり返事をします。

一方で、「今日もがんばってね」といった仕事に直接関係のないメッセージには、無理に返さないことにしました。

すると数日後、勤務中に顔を合わせたとき、彼から言われました。

「最近、メッセージの返事ないですね」

少し気まずさはありましたが、曖昧に笑って済ませると、また同じことが続く気がしました。

「仕事の連絡なら大丈夫ですよ。必要なことがあったら送ってください」

そう答えると、彼は一瞬黙ってから、「分かりました」とうなずきました。

それから、私的なメッセージは少しずつ減っていきました。欠勤するかもしれないという連絡が、店長より先に私へ届くこともなくなりました。

同僚として話せる距離に戻った

だからといって、職場で気まずくなったわけではありません。

出勤すれば普通に挨拶をしますし、引き継ぎがあれば話します。必要なことはきちんと伝え合えるので、仕事に支障もありませんでした。

ある日、休憩室で来月の希望シフトを書いていると、彼も隣で自分の予定を書き込んでいました。

「おはようございます」

交わしたのは、それだけでした。

以前なら、そのあとメッセージが来るのではないかと少し身構えていたと思います。でも、その日は何も気になりませんでした。

相手を嫌いになったわけでも、強く拒絶したわけでもありません。ただ、仕事の関係は仕事の範囲で、と自分なりの線を伝えただけです。

その線ができてから、同じ職場で働くことがずいぶん楽になりました。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.09.01(Tue)

「一緒に課題やってもらえませんか」職場にいた大学生のアルバイト。だが、私が引いた線とは
tend Editorial Team

NEW 2026.09.01(Tue)

「あの、注文はちゃんと通っていますか?」20分待っても料理が来なかった私。だが、店長が最初に伝えた一言
tend Editorial Team

NEW 2026.09.01(Tue)

「Lサイズを頼んだはずなんですけど」コーヒーのボタンを押し間違えた客。だが、店員が責めずにかけた言葉
tend Editorial Team

RECOMMEND

2026.05.27(Wed)

消費税率1%案に不満続出?飲食料品のゼロ%見送り方針に潜むシステム対応の疑問と財源不足をめぐる不信の真相
tend Editorial Team

2026.06.02(Tue)

「ほんと心に響く」「そのエールが重い」とSNSで共感の声も。原辰徳氏、阿部前監督辞任で窮地に立つ巨人に言及
tend Editorial Team

2025.11.12(Wed)

上司「企画が失敗したのはお前のせいだ!」、身に覚えのない失敗。実は上司が原因だったとは…【短編小説】
tend Editorial Team