「ロングが好きなのに勝手に切るなよ!」と美容室帰りの妻を責める夫。ソファで言い返された夫の威勢が消えた
髪を切った私に、ソファの夫が言ったこと
美容室から戻った私に、夫はロングが好きだと不満をぶつけました
結婚して二年。私は久しぶりに美容室へ行きました。
ずっと伸ばしていた髪は毛先が傷み、ブラシを通すたびに引っかかるようになっていたからです。
美容師さんに相談すると、傷んだ部分を残すと全体が重く見えると言われました。
私も納得し、肩に触れるくらいの長さまで切ってもらいました。
鏡に映る髪はすっきりと軽やかで、毛先にもつやが戻ったように見えます。
帰り道、店先のガラスに映る自分の姿が新鮮に感じられ、夕飯のことを考えながら弾む足取りで家に帰りました。
『ただいま』と声をかけてリビングに入ると、夫はスマホを手にソファにもたれていました。
顔を上げた夫は、私の髪を見るなり眉をひそめました。
「ロングが好きなのに勝手に切るなよ!」
夫は口をへの字に曲げ、私を見ていました。
毎晩洗って乾かすのは私なのに、夫は好みを押しつけました
私が髪を切るのに、なぜ夫の許しがいるのでしょう。
長い髪を毎晩洗い、時間をかけて乾かしてきたのは私です。乾かすだけで二十分かかる日もありましたが、その間も夫はソファにいました。
付き合い始めた頃から、夫はロングが好きだと何度も口にしていました。
「ロング好きって、何度も言ったろ!」
夫は体を起こさず、続けました。
「俺の好みに合わせろよ。」
せっかくの楽しい気分がしぼみ、私は鞄の持ち手を握ったまま言葉を探しました。夫にとって私の髪は、自分の好みに合わせるべきものなのでしょうか。
夫の顔を見て、私が口にした言葉
私は髪は自分のものだと告げ、長い髪なら自分の頭でと返しました
私は大きく息をついて、夫のほうへ向き直りました。
「髪は私のものです。」
声を荒らげることなく、静かに言えました。夫が口を開きかけたのを待たず、私は目をそらさずに続けました。
「長い髪が好きなら、自分で伸ばして?」
夫の髪は、地肌が見えるほど短く刈られています。
『伸びたら毎晩洗って乾かすのは、あなたの役目になるけどね』と、私は笑わずに付け加えました。
夫は視線を落とし、それ以来、髪型に文句を言わなくなりました
夫は口を閉じたまま、床へ視線を落としました。
「毎日洗って、乾かすのか……。」
夫はソファに座り直し、短く刈った自分の頭に片手を当てました。肩はすっかり下がり、さっきまでの勢いはありませんでした。
それからというもの、夫は私の髪型にも服にも文句を言わなくなりました。私は次に美容室へ行ったとき、もう少し短くして、前からやってみたかったショートボブにしました。乾かす時間は半分になり、朝、鏡の前に立つのが楽しみです。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














