「元カレと今でも会ってるんだよね」夫との惚気話を話していた同僚が突然カミングアウト。翌日、同僚の態度を見て、嫌悪感を抱いた
幸せな「のろけ話」に隠された嘘
職場の同僚は、まさに「理想の女性」。仕事は丁寧でミスもなく、誰に対しても柔らかな物腰。
休憩中に語る「夫の優しさ」も有名で、誰もが彼女を幸せな奥様だと信じて疑いませんでした。
そんな彼女の評価が、私の中で音を立てて崩れたのは、ある飲み会の帰り道のこと。
二人きりになった夜道、彼女がふと声を潜めて囁いたのです。
「実はさ、元カレと今でも会ってるんだよね」
「えっ!?ちょっと待って、それってどういうこと?」
あまりの衝撃に、私は思わず足を止めてしまいました。
しかし彼女は、まるでお気に入りのカフェを教えるかのような軽い調子で続けます。
「言葉の通り。旦那は旦那で大事だけど、元カレは私にとって特別な存在なの。彼はバツイチなんだけど、高給取りで贅沢もさせてくれるしね」
「でも、旦那さんにバレたら大変だよ?」
「大丈夫、うまくやってるから。子どもたちが自立したら、むしろ彼と一緒になりたいなって思ってるくらい」
悪びれる様子もなく、無邪気に笑う彼女。その横顔を見た瞬間、心臓が冷たくなるような感覚に陥りました。
翌日から、彼女を見る目は一変。
社内では相変わらず「いい人」として振る舞い、周囲を和ませる彼女。
「昨日、夫がサプライズでお花を買ってきてくれたんです。本当に愛されてるなって実感しちゃいました」
そんな彼女の言葉に、周囲は「羨ましい!」「素敵な旦那様ね」と大盛り上がり。でも、隣で書類を整理する私の頭には、昨夜の告白がこびりついて離れません。
(その笑顔の裏で、別の男性と密会しているんだよね……?)
一度知ってしまった「裏の顔」が、毒のようにじわじわと私の心を浸食していきます。
正義感と無力感、消えないモヤモヤ
「どうしてあんなに平然としていられるんだろう」
そう問い詰めたい衝動を、私は毎日必死に飲み込んでいます。
もちろん、他人の家庭に口出しする権利なんて私にはありません。
けれど、彼女が語る旦那さんの献身を知れば知るほど、裏切られている旦那さんが不憫でなりませんでした。
「いつか、この幸せな嘘がすべて崩れてしまえばいいのに」
そんな黒い感情を抱いてしまう自分自身への嫌悪感。
今日も彼女は、職場の中心で「幸せな妻」を完璧に演じ続けています。その眩しい笑顔を見るたび、胸の奥に解消できない、冷たくドロりとした「モヤモヤ」が溜まっていくのです。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














