「専業主婦は毎日昼寝出来ていいよね」と悪気もなく言ってしまった夫の友人。直後、怒りを露わにした夫の言動に惚れ直した
無神経な言葉に凍りつく空気
休日の午後、我が家に夫の友人が遊びに来ていました。
久しぶりの再会ということで、私はお茶や手料理を振る舞い、なるべく居心地よく過ごしてもらえるようにおもてなしに徹していたのです。
リビングからは、学生時代の思い出話で盛り上がる二人の笑い声。
私も片付けの手を止め、にこやかに相槌を打っていました。
しかし、会話の矛先が突然「私の生活」に向いたとき、その場の空気が一変します。
「いやー、でもお前も奥さんが専業主婦だと助かるよな」
夫の友人は、グラスの氷をカラカラと鳴らしながら、悪びれる様子もなくこう言い放ちました。
「専業主婦は毎日昼寝出来ていいよね。俺の嫁なんか共働きだから、毎日ピリピリしててさ」
その瞬間、私の笑顔は完全に引きつっていました。
毎日昼寝?
朝から晩まで家事や育児に追われ、自分の時間なんて数十分確保するのすらやっとの毎日。
それなのに、他人の家の事情も知らない人に、どうしてそんなふうに見下されなければならないのでしょうか。
温厚な夫が見せた、思いがけない反撃
胸の奥でふつふつと怒りが湧き上がります。
でも、せっかくの夫の客人。
私がここで言い返せば、夫の顔に泥を塗ることになってしまう。
そう思い、グッと唇を噛み締めて下を向いたその時でした。
「お前、さっきから何言ってんの?」
隣から聞こえてきたのは、普段の温厚な夫からは想像もつかないほど、低く冷たい声。
驚いて顔を上げると、夫は笑みを完全に消し去り、友人を真顔で睨みつけていました。
「うちの妻が、毎日どれだけ家を回してくれてるか知らないだろ」
静まり返るリビング。
夫は言葉を続けます。
「俺が仕事に集中できるのは、妻が家のことを全部完璧にやってくれてるからだ。昼寝なんてする暇、どこにあるんだよ」
その言葉に、先ほどまでニヤニヤしていた友人はすっかり青ざめ、「ごめん、冗談のつもりだったんだ……」とタジタジに。
誰よりも一番近くで、私の毎日の頑張りを見てくれていた夫。
私の苦労を当たり前だと思わず、他人の前で堂々と庇ってくれたことが何よりも嬉しくて、胸が熱くなりました。
気まずそうに帰っていく友人を見送りながら、私はそっと夫の背中を見つめます。
この人と結婚して本当によかった。
私の中で、夫への好感度がストップ高まで爆上がりした、忘れられない出来事です。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














