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2026.07.04(Sat)

「昔はこれが普通よ」1歳の子に味噌汁を飲ませようとした義母→夫が止めて場が凍りついた瞬間

「昔はこれが普通よ」1歳の子に味噌汁を飲ませようとした義母→夫が止めて場が凍りついた瞬間

義実家のお昼どき

一歳になった子どもを連れて、夫の実家を訪ねた日のことだ。

お昼になり、私は持参した離乳食を温めてもらおうと、そっと保冷バッグを開けた。

ところが、先にテーブルへ戻ってきた義母の手には、家族用の味噌汁の椀があった。

「昔はこれが普通よ」

「この子にもあげましょうね」

義母はにこにこしながら、スプーンで味噌汁をすくった。

塩気の強い、大人の味だ。

その手が、子どもの口元へまっすぐ伸びていく。

「お義母さん、待ってください。まだ早いんです」

私は椀の前に手をかざして止めた。それでも義母は引かない。

誰も助けてくれない

「そんな薄味じゃ、この子がかわいそう。うちの味に慣れさせないと」

「離乳食はちゃんと持ってきていますから、大丈夫です」

やんわり断っても、義母の表情は不満そうにゆがんだ。

「神経質ねぇ。私はちゃんと三人育てたのよ」

その言葉に、私はもう何も返せなくなった。

テーブルを囲む親戚たちは、みな気まずそうに目を伏せ、誰ひとりとして味方をしてくれない。

味噌汁の椀は、まだ子どもの方へ向けられたままだった。

私は子どもを抱き寄せ、椀からできるだけ遠ざけた。ようやく離乳食を食べさせ始めても、義母の口出しは止まらない。

「抱き方が下手ねえ。首がぐらぐらしてるじゃない」

「そんな薄着で、風邪ひくわよ。まったく今どきの子は」

次から次へと飛んでくる小言に、私は相槌を打つだけで精一杯だった。

座って休む暇もなく、気持ちがどんどんすり減っていく。それでも隣にいる夫は、いつものように「まあまあ」と受け流すだけだと思っていた。

凍りついた場

そのとき、それまで黙っていた夫が、義母の手からそっと椀を受け取った。

「母さん、この子に何を食べさせるかは、俺と妻で決めるから」

にぎやかだったリビングが、一瞬で静まり返った。義母の顔から、笑みがすっと消えていく。

「あなたまで、そんな言い方しなくても……」

「言い方じゃないよ。育児のことは俺たちに任せて。母さんが心配なのは分かるけど、決めるのは親の役目だから」

義母は何か反論しようと口を動かしたが、声にならなかった。やがて、ばつの悪そうな顔で視線を落とす。さっきまで目を伏せていた親戚の一人が、「そうよ、若い二人に任せなさいよ」と助け舟を出した。場の空気は、もう完全に入れ替わっていた。

義母は味噌汁の椀を静かに台所へ運び、それきり口出しをやめた。帰り道、私が思わずこぼした涙に、夫は「次からは俺が先に言うよ」と応えてくれた。あの日以来、義実家では夫が先に「任せてほしい」と一言添えるようになり、余計な手出しはぴたりと止んだ。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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