「出張と言えばバレない」「早く離婚して」SNSで浮気のやり取りをしている夫→浮気相手に電話をした結果
非公開SNSに残っていた言葉
夫が家で「優秀な後輩」と褒めていた二十代の女性が、ただの同僚ではないと気づいたのは、メッセージアプリの通知が偶然目に入った夜だった。
彼女から届いていたのは「奥さんの弁当より、私が作った料理の方が美味しいでしょ?」という一文。
胸の奥が冷えていくのを感じながらも、私はその画面を黙って撮影し、何も知らないふりを続けた。
翌日から、私は夫のSNSを静かにたどった。
非公開のアカウントを別アカでフォローし覗いた。
二人のやり取りはすべて残っていた。
寄り添う旅行先の写真と一緒に、見過ごせない一文が並んでいる。
「出張と言えばバレない」
続く彼女からの返信には、「早く離婚して」とあった。
私を出張だと欺き、その裏で二人だけの時間を重ねていた証拠。
私は怒りに任せず、ただ一枚ずつ、すべてを自分の端末へと移していった。
感情を爆発させるのは簡単だ。けれど、それでは何も手に入らない。私は黙って準備を進め、すべてが揃うのを待った。
テーブルに置いたスマホ
決着の朝、夫が朝食の席についたところで、私はプリントした写真を一枚ずつテーブルに並べた。
旅行先の二人、やり取りの画面。夫の動きが、ぴたりと止まった。
顔色が白くなり、目が落ち着きなく泳ぐ。それでも往生際の悪いことに、夫は自分のことを棚に上げた言い訳を口にしようとした。
私はそれを遮るように、その場で彼女に電話をかけた。
スマートフォンを操作し、画面をテーブルの真ん中に向けて置く。
「スピーカーにしてます」
呼び出し音が静かな台所に響き、夫の喉が鳴った。
相手が出た瞬間、夫は逃げ場を失った顔で固まった。二人がそろって聞く前で、私は淡々と切り出した。
「浮気してますよね?これから、弁護士を通してご連絡します」
慌てた側が失ったもの
電話の向こうも、目の前の夫も、言葉をなくして黙り込んだ。
さっきまでの言い訳がましさは、どこかへ消えていた。
あとは弁護士に委ねた。揃った証拠を前に、相手側に反論の余地はなかった。
私は夫と彼女の双方から相場以上の慰謝料を受け取り、離婚を成立させた。一度も声を荒らげることなく。
彼女のほうは、その後しばらくして社内で不倫が噂になり、居場所をなくして退職したという。あれほど夫が「優秀だ」と持ち上げていた後輩が、自ら築いたものを自ら手放していった。
隠せば隠し通せると思っていた人ほど、暴かれたときに一番多くを失うのだと、私はただ静かに見届けた。
取り乱さず、ただ証拠を並べる。それだけで十分だった。今は誰にも気兼ねしない朝の静けさが、私の何よりの贅沢になっている。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














