「早く2人きりになりたい」我が家に通うママ友と不倫していた夫。だが、ママ友の夫を呼び出し4人で話した結果
休日出勤の違和感
夫が休日出勤を繰り返すようになったのは、ちょうど桜が散った頃だった。理由を聞いても「人手が足りなくて」とそっけない。
違和感が確信に変わったのは、クローゼットの奥で古いスマートフォンを見つけたときだった。使っていないはずの一台。
画面に並んでいたのは、10年来の親友とのやり取りだった。我が家にも頻繁に通っていた、信頼していたママ友。
「早く2人きりになりたい」
その一文を読んだ瞬間、頭が真っ白になった。続くメッセージには、私の実家への帰省予定をうかがう文字まで並んでいた。
「次はいつ奥さん実家に帰る?」
夫と親友、信じていた2人に同時に裏切られていた。膝から力が抜けて、その場にうずくまった。
演じ続けた3ヶ月
泣いている時間はなかった。私は、泣き寝入りだけはしないと決めた。
表面上はいつも通りの妻を演じながら、3ヶ月かけて証拠を固めた。やり取りの記録を保存し、2人が使ったホテルの領収書を一枚ずつ集めていく。
手が震える夜もあったが、ここでやめたら一生悔やむと自分に言い聞かせた。
笑顔で夫を送り出し、家に遊びに来る親友にも今まで通りお茶を出した。
心の中で線を引きながら、淡々と日々を重ねた。
そして、親友の夫にも連絡を取った。事実を知らされた彼は最初こそ動揺していたが、私が示した記録を見て顔つきが変わり、協力を約束してくれた。
「4人で、一度きちんと話しましょう」
私はそう持ちかけ、対決の場を整えた。
当日、約束の店に現れた夫と親友は、待っていた私と親友の夫を見て足を止めた。
何が起きているのか、まだ理解できていない顔だった。
引いた血の気
席に着くなり、私は集めた領収書とやり取りの記録を、テーブルの上に広げた。
3ヶ月分の、動かぬ証拠だった。
「これ、全部そろってるから。説明できる?」
夫の顔から、血の気が一気に引いた。
言葉を探すように口を動かすが、声にならない。親友も視線を泳がせ、やがてうつむいて黙り込んだ。
親友の夫が、静かに、しかしはっきりと妻を問い詰める。
隣で夫はただ縮こまるばかりで、もう何も言い返せなかった。
「逃げないでね。きちんと、けじめはつけてもらうから」
その後、私は離婚を成立させ、2人から慰謝料をきっちり受け取った。親友の家庭も崩れ、2人はすべてを失った。
あれほど堂々と私を欺いていた人たちが、最後はそろって青ざめ、目も合わせられなくなっていた。立場は、完全に逆転していた。
「すっきりした」
声に出した一言が、自分でも驚くほど軽かった。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














