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2026.07.08(Wed)

「悪いけどもう無理!」2時間長電話した仲を急に切ったママ友→群れず挨拶だけ返した私が得たもの

「悪いけどもう無理!」2時間長電話した仲を急に切ったママ友→群れず挨拶だけ返した私が得たもの

二時間の長電話が、ある日ふつり

息子が幼稚園で乱暴な子に絡まれ、登園をしぶっていた頃、同じ悩みを抱えるママ友と支え合っていた。

「うちも今朝、泣いて離れなくて」

「わかりすぎる。今度また電話で話そう」

「乱暴な子の親には、もう言った?」

「言えないよ。角が立つのが怖くて」

夜になれば、子どもを寝かしつけたあと、二時間でも三時間でも話し込んだ。誰にも言えない不安を、彼女にだけは打ち明けられた。

信頼していたし、信頼されていると思っていた。お互いの家を行き来し、休日には子ども同士を遊ばせた。この人とならずっと付き合っていける、そう疑わなかった。

ところが、ある日を境に、彼女の返信がぱたりと途絶えた。会っても、よそよそしい。廊下ですれ違っても、視線を合わせてくれない。

思いきって「何かあった?」とメッセージを送ると、しばらくして短い一言だけが返ってきた。

「悪いけどもう無理!」

何が無理なのか、心当たりを探しても、最後までわからなかった。子どもが揉めたのか、私の言葉が触れたのか。問い返しても、既読がついたまま返事はなかった。

追わない、という選択

問い詰めれば、理由は聞けたかもしれない。でも私は追わないことにした。去る人を引き止めて群れても、また同じように振り回されるだけ。そう気づいたからだ。

翌日から、挨拶だけはきちんと続けた。すれ違えば、こちらから明るく声をかける。

「おはようございます」

彼女は気まずそうに目を伏せた。私が理由を問い詰めてくると身構えていたのか、拍子抜けした表情だった。

けれど私はもう動じなかった。媚びる必要も、無視して避ける必要もない。ただ、隣人としての礼儀として、明るく声をかける。それだけで十分だった。

不思議なもので、ひとつの群れにしがみつくのをやめたとたん、別のママたちと自然に話すようになった。送り迎えの数分、天気の話、子どもの成長の話。肩肘を張らない、軽い会話が心地よかった。

「一人でも平気そうで、かっこいいね」

「ありがとう。前より、ずっと気楽になれた気がします」

子どもたちは相変わらず仲良しで、園庭では今日も名前を呼び合って駆けていく。そこに親の距離感は関係ない。それでいいと思えた。

誰かひとりに好かれようと必死になっていた頃より、今のほうがずっと呼吸がしやすい。一人になることは、負けではなかった。むしろ、自分を取り戻すための入り口だったのだと、今なら思える。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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