「詮索するな、ただの残業だってば」親友と通じていた婚約者。だが、確保した証拠を突きつけると顔面蒼白
「残業」続きの婚約者
大学時代からの大親友と、同棲中の婚約者。
この二人は、私にとって一番の味方のはずでした。
その婚約者が、ある時期から夜に帰らなくなりました。
理由を尋ねると、決まって同じ答えが返ってきます。
「詮索するな、ただの残業だってば」
「急な残業」「男友達との飲み会」。
朝帰りは増える一方なのに、問い詰めると、いつも私のほうが悪いような空気になりました。
それでも、浮気を疑う気持ちは消えません。けれど、確かな証拠は一つもない。
一人で抱えきれず、私は親友に打ち明けました。
「彼、最近ずっと帰りが遅くて」
親友は親身に話を聞き、笑って励ましてくれました。
「考えすぎだよ、彼を信じてあげな」
その優しさを、私は少しも疑いませんでした。頼れる親友がいる。それだけで、なんとか平静を保てていたのです。
確保した証拠を突きつけて
転機は、ある夜に訪れました。
眠る婚約者の枕元で、スマホが小さく震えたのです。
嫌な予感を抑えきれず、私は画面をのぞきました。そこに表示されていた名前は、なんと親友のものだったのです。
数時間前に「考えすぎ」と笑った、その人の名前でした。
「昨日も最高だった」
並んだ文字を見て、指先が冷たくなりました。
さらに読み進めると、もっとひどい一文が続きます。
「彼女から怪しまれてるから、相談乗るフリして探り入れとくね」
(私の相談ごと、二人の遊びだったんだ)
信じていた二人が、裏で手を組んでいた。
それも、私の弱った気持ちを利用しながら。目の前が暗くなりましたが、私はここで泣き崩れませんでした。
感情的になる前に、まずやり取りをすべて自分のスマホで保存します。
日付も、あの生々しい文面も、これでどんな言い逃れも通用しません。
後日、私は二人を同じ場所に呼び出し、保存した画面を静かに並べました。
「探りを入れてたって、ここに全部残ってるよ」
それまで強気だった婚約者が、みるみる顔面蒼白になりました。
「まっ、待て、それは」
その先の言葉が、どうしても続きません。
隣の親友も青ざめたまま、じっと目を合わせようとしませんでした。
私は声を荒らげませんでした。ただ冷静に、はっきりと告げたのです。
「この続きは、弁護士と話すから」
相談した弁護士は、「証拠がそろっているので、きちんと請求できますよ」と請け合ってくれました。
絶対に、このままでは終わらせない。私は取り乱すことなく、二人に背を向けました。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














