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2026.07.16(Thu)

「慰謝料なんか、1円も出さないぞ」開き直った浮気した夫。だが、証拠を突きつけた結果

「慰謝料なんか、1円も出さないぞ」開き直った浮気した夫。だが、証拠を突きつけた結果

おやすみパパのメッセージ

結婚して十数年になる夫が、いつからかスマートフォンを肌身離さず持ち歩くようになった。充電するときも画面を伏せ、風呂にまで持ち込む。

それとなく水を向けても、夫ははぐらかすばかりだった。

「スマホ、いじる時間増えたね」

「気にしすぎだよ。仕事の連絡が多いだけだ」

怪しいと感じた私は、夫が入浴している隙に、一度だけ画面を確認した。

二十代前半らしい若い女性から、こんなメッセージが届いていた。

「今日も楽しかったね、おやすみパパ」

頭が真っ白になった。それでも、その場で問い詰めはしなかった。

感情的に責めれば、のらりくらりとかわされて終わるだけだ。

翌日、探偵業を営む知人に相談し、しばらく夫を泳がせることにした。

「証拠はバッチリつかんでくるよ!」

数日後、知人は夫が仕事帰りにその女性と密会する、決定的な一枚を押さえてくれた。

写真の中の夫は、家では一度も見せたことのない、締まりのない笑みを浮かべていた。

その顔を見て、迷いは消えた。私は静かに腹をくくった。

1円も出さないと言った夫

後日、私は証拠の写真を夫の前に並べた。最初こそ青ざめたものの、夫はすぐに開き直った。

「慰謝料なんか、1円も出さないぞ」

テーブルを叩き、そう言い放つ。

長年、家計を私に押しつけ、家のことは何もしてこなかった人だ。

最後まで、自分だけは損をしないつもりらしい。声を荒らげれば私が黙ると、たかをくくっている顔だった。

「そう。じゃあ、この写真は弁護士に預けるわ」

「…勝手にしろ」

けれど、私にはもう十分な備えがあった。後日、弁護士を交えた話し合いの場を設け、証拠の一式をそろえて臨んだ。

「この証拠がある以上、支払いを拒むのは難しいですよ」

弁護士が淡々と告げると、夫の顔から強気が消えていった。

反論しようと口を開きかけ、しかし言葉にならない。写真の束を前に、こめかみに汗をにじませて黙り込む。

「1円も出さないって、言ってたわよね」

私が静かに問うと、夫はうなだれ、もう何も言い返せなかった。あれほど威張っていた人が、青ざめた顔で小さくなっている。

結局、慰謝料も財産分与も、私が有利な条件で取り決めた。

口約束では、こういう相手はあとで平気で反故にする。

だから一つひとつ、逃げ道のない形で書面に残し、公正証書にして離婚を成立させた。

長い時間をかけて、私はようやく夫と縁を切った。今は、せいせいとした気持ちで、自分だけの人生を歩きはじめている。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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