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2026.07.17(Fri)

「言ってくれたら、弁当を買ってきたのに」体調が悪い妻の前で言った夫。だが、妻が書き出した内容に絶句

「言ってくれたら、弁当を買ってきたのに」体調が悪い妻の前で言った夫。だが、妻が書き出した内容に絶句

周りには「協力的な夫」

友人や義両親の集まりで、夫はいつも自慢げだった。

「俺、育児は結構やってるほうだと思う」

その言葉を聞いた誰もが、「優しい旦那さんね」と感心する。

でも現実は違った。夜中の授乳後の寝かしつけも、離乳食の準備も、保育園に持っていくものの用意も、担っているのは私ひとり。

夫がするのは、気が向いたときのおむつ替えくらいだった。

夜泣きのたびに起き、授乳のあとに寝かしつけ、離乳食を刻み、保育園の持ち物を毎晩そろえる。表に出ない用事をいくつも積み重ねて、ようやく一日が回っていた。

けれど夫は、そのどれもを「たまに手伝えばいいもの」としか思っていなかった。

周囲の評価と、家の中の実態。

そのずれを説明する気力もなく、私はただ日々をこなしていた。

書き出して見えた本当の分担

体が限界を迎えたのは、39度の熱を出して寝込んだ日だった。

指一本動かすのもつらく、私は一日中、布団から出られずにいた。

頭の芯が熱で痛み、水を取りに行くのもやっとだった。それでも子どもの世話だけは気にかかって、何度も起き上がろうとしては、力尽きて倒れ込む。

夫が帰れば少しは楽になる。そう思いながら、時間が過ぎるのをただ待っていた。

夕方に帰宅した夫は、ぐったりした私を見ても、心配するそぶりはなかった。

少ししてから、困った顔でこう漏らした。

「言ってくれたら、弁当を買ってきたのに」

その言葉に、力が抜けた。

39度で寝込む妻を前に、まず考えるのが自分の食事のことなのか。私が動けなければ、家の中の何もかもが止まってしまう。

そのことに、夫はまるで気づいていなかった。

熱が下がった週末、私は紙を広げて、家事と育児をひとつ残らず書き出してみせた。

夜泣き、寝かしつけ、離乳食、服のサイズ管理、予防接種の予約。並んだ項目は、数えきれないほどになった。

「これ、ぜんぶ私がやってるの」

一覧を差し出すと、夫は言葉を失った。

しばらく黙り込んだあと、ようやく口を開く。

「自分がやってると思ってたのは、ほんの一部だったんだな」

初めて、夫は現実を直視したようだった。一つひとつは小さくても、積み重なれば膨大になる家事の重みが、ようやく実感として伝わったのだ。

それから夫は、「手伝う」ではなく「一緒にやる」と言うようになった。完璧とは言えないけれど、確かに何かが変わった。

一番身近な相手だからこそ、言わなくても分かってくれるはず、は通用しない。あの一覧が、私たち夫婦にそう教えてくれたのだった。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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