「玄関に貼るから、毎日声に出して読め」浮気した息子に義母が書かせた念書。義母が書かせた文章とは
認証コードを頼まれて開いた携帯
入籍してまだ11日、私は夫の言葉を疑ったことなどありませんでした。
「前の恋人に浮気されて別れた」と聞いていたので、この人だけは大丈夫だと信じていたのです。
その日、夫は買い替えたばかりの携帯を、設定が済まないまま家に置いて出勤しました。
昼過ぎ、職場から電話がかかってきます。
「悪いんだけど、認証コードだけ確認して教えてくれる?」
頼まれるまま画面を開くと、見知らぬ女性との甘いやり取りが二件、目に飛び込んできました。
恋人同士でしか使わないような呼び方が、そこに並んでいます。
指先が冷たくなり、私はしばらくその場から動けなくなりました。
帰宅した夫を問いただしても、返ってくるのは言い逃ればかりです。
「何もしてないって。会ってもいないだろ」
それでも私は引き下がれず、夫のふりをして相手の女性に電話をかけました。
彼女は先週会って、カラオケで過ごしたと、あっさり打ち明けたのです。
義母の裁きと、懲りない夫
実家が遠く、頼れるのは夫の家族だけでした。
私は覚悟を決めて、夫の母のもとを訪ねました。
事情を聞いた義母は、静かに、けれどはっきりと言いました。
「新婚で、よくもそんな真似ができたもんだね」
夜遅く、家に私がいないと知った夫が、慌てて実家へやってきました。
義母は逃げ道をふさぐように、息子の前に紙とペンを置きます。
「二度と浮気しないと、ここに書きなさい」
夫が書き終えた念書を、義母はつまみ上げてこう言い放ちました。
「玄関に貼るから、毎日声に出して読め」
翌朝から、夫は出勤前に玄関の張り紙を読み上げることになりました。
新婚早々、自分の誓いを毎日音読する姿は、さすがに気まずそうです。
ところが、この人は根っから懲りない性分でした。
最初の二、三日こそ神妙でしたが、じきに読み上げる声は早口の棒読みになり、玄関を出るころには誓いの言葉などどこ吹く風といった顔つきです。
心から反省しているとは、とても思えませんでした。
それを見抜いた義母は、容赦しませんでした。
「棒読みするな。次にふざけたら、私があんたを勘当するよ」
母親に睨まれ、夫はようやく背筋を伸ばして読み直しました。
かつて「疑うほうが悪い」と開き直った人が、今では母親の一声で顔色を変えます。
私も、はっきり伝えておきました。次に同じことをしたら、迷わず離婚すると。玄関の紙の前で小さくうなずく夫の姿が、この人の今の立場を、何より物語っていました。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














