「アラームが聞こえなかったんだよ」毎朝言い訳ばかりで起きない夫。家中の時計を細工して絶望させた結果
毎朝のストレス、いい加減にして!
「んー、あと5分……」
毎朝、我が家で繰り広げられるうんざりするやり取り。
夫は何度スマホのアラームが鳴っても、布団から這い出してきません。結局、私が家事の手を止めて何度も声をかけ、ギリギリの時間になってようやく慌てて起き出すのが日常茶飯事です。
「アラームが聞こえなかったんだよ」
夫の口から出るのは、毎度おなじみの言い訳。そんなわけがありません。隣で寝ている私が飛び起きるほどの爆音が、毎朝鳴り響いているのですから。
共働きで私だって一分一秒を争う忙しい朝を過ごしているというのに、なぜ大きな子供のお世話までしなければならないのでしょうか。溜まっていく疲労とイライラ。
このままでは私の身が持ちません。夫の甘え根性を叩き直すため、私はある作戦を思いつきました。
決行の日は、夫がいつもより早く家を出なければならない「早番」の日。
前日の夜、夫が寝静まり、深い寝息を立て始めたのを確認してから、私は静かに行動を開始しました。
まずは、夫のスマホの電源をこっそりオフ。そして、リビング、寝室、洗面所……家中のあらゆる時計の針を、確実に「遅刻確定の時間」へと進めておいたのです。
完璧な布陣。明日の朝、どんな顔をするのか見ものです。
仕掛けられた罠、そして反省へ
翌朝、私はいつも通りに自分の身支度と朝食の準備を整えました。もちろん、実際の時間は夫の出発までまだまだ余裕があります。
頃合いを見て、寝室のドアを勢いよく開けました。
「ちょっと!もうこんな時間だよ!」
焦ったような声を出して夫の肩を揺さぶります。のんきに目を擦りながら身を起こした夫でしたが、壁の時計を見た瞬間、その動きがピタリと止まりました。
「えっ……!?嘘だろ!?」
寝癖を爆発させたまま、血相を変えてベッドから転げ落ちる夫。
「なんで起こしてくれなかったの!!」
理不尽な文句を叫びながら、スーツを引っ張り出し、ネクタイを振り回す姿は滑稽そのものです。
パニックに陥る夫をしばらく観察したあと、私は涼しい顔で、本当の時間を表示している自分のスマホ画面を見せました。
「あなたのスマホのアラーム、鳴らなかったわよ」
「……え?あれ?時間、違う?」
きょとんとする夫に、私はため息混じりに告げました。
「子供じゃないんだから。私に起こしてもらおうって、完全に甘えてる証拠だね」
家中の時計を進めていたという種明かしと、スマホの電源を切ったことを伝えると、夫はみるみるうちに顔を赤くしてうつむきました。
「……ごめんなさい。自分のことは自分でやります」
それ以来、夫は言い訳をパタリとやめ、自分で起き上がるようになりました。
少し荒療治でしたが、清々しい平穏な朝を取り戻すことができて大満足です。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














