「これ、うちの部屋代より高くない?」義兄から請求された宿代に感じた違和感。だが、確認した夫に返ってきた一文とは
返事が来ないまま、三日目になった
夫の兄夫婦と一泊旅行に出かけたときのことです。
宿は義兄が2部屋まとめて予約してくれて、私たちはあとから自分たちの部屋代を渡すことになっていました。
旅行から戻った夜、義兄から届いていた金額を家計のノートに書こうとして、私は手を止めました。
事前に共有されていた予約内容では、私たちの部屋は義兄夫婦の部屋より少し安かったはずです。
ところが、義兄から請求された金額は、2部屋の宿泊料金を単純に半分にした額になっていました。
「これ、うちの部屋代より高くない?」
夫も予約内容を確認し、しばらく画面を見ていました。
「たぶん、2部屋分を足して半分にしたんだと思う」
義兄夫婦の部屋のほうが料金が高かったため、その計算では私たちが本来より多く払うことになります。
夫は翌日の昼休みに、金額を確認したいと義兄へメッセージを送りました。
しかし返事はありません。既読だけはつき、その翌日も状況は変わりませんでした。
三日目の夜、ようやく返信が届きました。
「細かい計算が面倒だっただけ」
夫はその一文をしばらく見てから、スマートフォンをテーブルに置きました。
「金額が合ってるかどうかには触れてないね」
2つの画面を、横に並べた
その夜、夫はパソコンを開きました。
左には、共有されていた予約内容のうち私たちの部屋の料金。
右には、義兄から届いた請求額。
2つを横に並べると、差額がはっきり分かります。
「これなら説明しなくても分かると思う」
夫が送ったのは2つの画面と、「この金額で確認をお願いします」という短い一文だけでした。
今度は、すぐに返事がありました。
「あ、部屋ごとの金額で見てなかった。2部屋の合計を半分にしてた」
続けて、「悪かった。差額は返す」と届きました。
翌日、差額は振り込まれました。大きな金額ではありません。
それでも、こちらが気づかなければそのままになっていたことには、少し引っかかりが残りました。
次の旅行では、先に金額が届いた
それからしばらくして、また4人で旅行をする話が出ました。
宿を予約した義兄から届いたメッセージには、今度はそれぞれの部屋の料金が分けて書かれていました。
「先に出しとく。これで合ってるか見てくれ」
夫は確認して、「合ってるよ」とだけ返しました。
家計のノートには、前回の予約画面と義兄からの請求額を印刷した紙が今も挟まっています。
私はそれを見るたび、数字のことは面倒でも、最初に確認しておくほうが結局は気まずくならずに済むのだと思います。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














