「お昼ご飯、全員分買ってきて!」と引っ越し当日に手伝わず座り込む義母。私が義母に出した通告
荷物を運ぶ横で座り込む義母
義母は座ったまま、私に全員分の昼食を命じました
引っ越し当日、私の名義で建てた新居に、義妹の夫と夫の友人が手伝いに来てくれました。
夫は仕事を抜けられず、午後から来る予定でした。
荷造りは前の週に終えており、手伝いの二人にも段取りを伝えてありました。
義妹は妊娠中で、荷物運びの手伝いは無理だと聞いていました。
ところが昼前にチャイムが鳴り、義母とお腹の大きな義妹がそろって上がり込んできたのです。
二人は箱に触れることもなく、部屋の隅の床に腰を下ろしました。
重い荷物を運んでいるのは、男性の二人だけです。
そんな中、義母は『ほら、もたもたしないで!』と大きな声で急かしました。
男性たちの手つきは次第に慌ただしくなり、運んでいた箱の角が白い壁紙に当たって傷がついてしまいました。
床にも擦れた跡が残り、私は思わず手を握りしめました。
荷物を運び終えるころ、座ったままの義母が私を呼びました。
「お昼ご飯、全員分買ってきて!」
義母は私に買い出しを迫り、義妹はうつむいていました
耳を疑いました。呼んでもいない義母と義妹の分まで、なぜ私が買い出しに行かなければならないのでしょう。
義妹は妊娠中ですから、荷物を運べないのは当然です。
けれど、義母は箱ひとつ運ばず、床に座ったまま男性たちを急かしていました。
朝から動き通しの男性二人こそ、お腹をすかせているはずです。
それなのに、義母は当然のように全員分の昼食を要求してきたのです。
返事に詰まった私に、義母は顎を上げたままたたみかけました。
「みんな待ってるの。早く行きなさい。」
義母の左隣では、義妹がお腹に手を添え、うつむいたまま黙っています。
私は一度深く息を吸い、込み上げる怒りを抑えました。
義母のほうへ向き直った私
私は手を動かした人の分だけ昼食を買うと、はっきり伝えました
私は義母のほうへ向き直り、声を荒らげることなく、ゆっくりとはっきり告げました。
「動いた人の分だけ、お昼を買います。」
今日、汗を流して荷物を運んでくれたのは、男性の二人だけです。
その二人の分なら、私は喜んで買いに行くつもりでした。
義母は床に座ったまま、目を見開いて私を見上げていました。
義母は言い返せず、義妹に促されて帰りました
義母は眉を寄せ、何か言い返そうと口を開きました。
「何なの、その口!」
しかし、それ以上の言葉は続きません。義母の味方をする人も、その場には誰もいませんでした。
すると、義妹が不安そうに義母の顔をのぞき込み、袖をそっと引きました。
「お母さん、行こう。」
義母はそれ以上何も言わず、義妹に連れられて帰っていきました。玄関の戸が閉まると、あれほど響いていた義母の声も聞こえなくなりました。
それから私は近くの店でお弁当を二つ買って戻り、男性の二人に手渡しました。
『助かりました』とお礼を言うと、二人はやっと笑ってくれました。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














