tend Editorial Team

2026.03.04(Wed)

「私がまとめた案の方向性で進めておきました」とさりげなく手柄を奪う先輩。だが、上司が資料を追求した結果

「私がまとめた案の方向性で進めておきました」とさりげなく手柄を奪う先輩。だが、上司が資料を追求した結果

手柄を横取りする先輩

私の職場には、他人の成果をさりげなく自分の手柄にしてしまう先輩がいます。

直接「私がやった」と奪うわけではありません。

でも、会議の場になると、いつも絶妙な言い回しでアピールしてくるのです。

「この件は、私がまとめた案の方向性で進めておきました」

何日もかけて私が作った資料。

それなのに、いつの間にか「先輩の案」にすり替わっていく理不尽さ。

下っ端の私からは反論するタイミングも掴めず、毎回モヤモヤとした気持ちを抱える日々でした。

そんなある日のこと。上司も参加する重要な会議での出来事です。

プロジェクトの進捗を報告する場面。

先輩はいつものように私の資料を手に、自信満々に説明を始めました。

「現在の進捗ですが、私が作成したこちらの資料をご覧ください」

(まただ……)

心の中でため息をつく私。しかし、今回は少し様子が違ったのです。

「ちょっと待って。この部分のデータだけど、どういう想定でこの数字を出したの?」

上司から飛んできた、資料の細かい部分への鋭い質問。

自分で一から作っていない先輩は、当然言葉に詰まります。

「えっと、そこはですね……概算というか……その……」

しどろもどろになり、焦る先輩。

救いの言葉

そこで上司が、少し呆れたような口調で言いました。

「詳しいところは、実際に担当した人から直接聞こうか。君、説明できるかな?」

上司の視線が、私に向けられた瞬間。私は一つ深呼吸をして、はっきりと答えました。

「はい。そちらのデータは、昨年の実績をベースに現在の市場の動きを加味して算出しております。具体的には」

自分で調べ上げ、苦労してまとめた内容です。

落ち着いて丁寧に説明すると、上司は深く頷いてくれました。

「なるほど、非常によく練られているね。よし、君のこの提案で正式に進めよう」

「ありがとうございます!」

隣に座る先輩は、気まずそうに沈黙したまま。

会議が終わった後、自席に戻ろうとする私に、上司から直接声がかかりました。

「今日の資料、すごく良かったよ。しっかり準備してくれていたんだね」

ずっと抱えていた心のモヤモヤが、一気に晴れ渡る感覚。

誰かを大声で論破したわけではありません。でも、見てくれている人はちゃんと見てくれている。

そう実感できた、静かで最高にスカッとした出来事でした。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.10.24(Sat)

「まだ返してないの?」友人のひと言に言葉を詰まらせた彼。旅行代金を集める場で明かされた3万円の貸し借り
tend Editorial Team

NEW 2026.10.24(Sat)

「こっちは仕事してるんで」ホテルの朝食会場で席を空けない男性。だが、女性スタッフの案内で状況が一変
tend Editorial Team

NEW 2026.10.24(Sat)

「そっちが打ち間違えたんだろう?」病院の会計で怒鳴る男性。だが、上長が明細の一行を指さした瞬間、態度が一変
tend Editorial Team

RECOMMEND

2026.02.13(Fri)

落選した中道改革連合・岡田氏が中道への不安をぶちまけた→「自業自得」「不参加を表明すべき」「移籍する前に言え」とXでは批...
tend Editorial Team

2026.08.25(Tue)

「棚ではもっと安かったよ」レジで価格違いを指摘する客。だが、店員が毅然と対応した結果
tend Editorial Team

2025.09.13(Sat)

「皆さん沢山の愛をありがとう」田中美久、24歳のバースデーショットでファンに感謝を綴る「お誕生日おめでとう」と祝いの声も
tend Editorial Team