「あの、傘、危ないですよ」駅の階段で傘を横持ちする男。注意した男の信じられない態度
目の前に迫る傘。恐怖の階段
雨の日の通勤ラッシュ。ジメジメとした空気の中、駅の階段を上っていた時のことです。
ふと視線を上げると、私の目の前に信じられない光景が広がっていました。
すぐ前を歩くスーツ姿の人が、長い傘を地面と平行にして、いわゆる「横持ち」の状態でブラブラと大きく振って歩いていたのです。
階段の下から見上げる形になる私にとって、その傘の先端はちょうど顔の高さ。
「危ないな…」
心の中で呟きつつ距離を取ろうとしますが、混雑する階段では立ち止まることも避けることもできません。
一段上るごとに迫り来る鋭い傘の先端に、恐怖で鼓動が早くなるのを感じました。
勇気を出しての一言、そして訪れた結末
このままでは、私だけでなく周りの人にも危険が及ぶかもしれない。
そう思い、私は意を決して声をかけました。
「あの、傘、危ないですよ」
なるべく角が立たないよう、控えめなトーンで伝えたつもりです。
すると、前の人はピタッと足を止め、ゆっくりとこちらを振り返りました。
しかし、謝罪の言葉はありません。
無言のまま、鋭い目で私をギロリと睨みつけてきたのです。
(えっ、注意した私が悪いの……?)
理不尽な態度に身がすくんだ次の瞬間。
相手は私を完全にスルーして、苛立ったようにドカドカと階段を上がり始めました。
その勢いのまま、横持ちにしていた傘を荒々しく振り上げた結果。
ガツン!
鈍い音とともに、傘の柄が階段の金属手すりに激突。
大きな反動で手から滑り落ちた傘は、無残にも階段をカランカランと下へ転がり落ちていきました。
周囲の人々が一斉に冷ややかな視線を送る中、顔を真っ赤にして傘を拾いに行く後ろ姿。
睨まれた恐怖はどこへやら、少しだけ胸のすく思いがした雨の日の出来事です。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














