「絶対に結婚しよう!」半年間も音信不通だった元彼からのプロポーズ。だが、我慢出来なかった私が下した決断とは
8年間の相手が消えた日
20代の頃、高校の同級生と8年間付き合っていた。
就職後に遠距離になってからも連絡を取り合い、翌日に彼の元へ泊まりで会いに行く約束をしていた日があった。
ところが前日の夜から、彼のメッセージが止まった。
当日に電話をかけても出ない。
翌日も、その翌日も。どんなにメッセージを送っても、既読がつくだけで返事がなかった。
準備まで済ませていたのに、何の説明もなかった。
半年以上が経って、ようやく電話がつながった。
「仕事の上司と一緒にいて連絡できなかった」
「仕事がつらくて会いに行くのがしんどかった」
そう笑いながら話す彼に、私は怒りをぶつけた。
でも結局、謝罪のひと言はなかった。
その後もしばらく、連絡は途絶えたままだった。
半年間で変えたこと
音信不通の間、私はずっと引きずっていた。泣いていた夜もある。
それでも腐ってはいられないと思い、時間と体力のすべてを自分磨きに向けた。
ジムを本格的なものに変え、服装を見直し、ヘアスタイルも切り替えた。
少しずつ変化が出てくると、声をかけてくれる人が増えた。
以前から気になっていた男性とも距離が縮まり、半年以上音信不通が続いていた彼への罪悪感なく、自然と恋仲になった。
そのタイミングで、彼から頻繁に連絡が来るようになった。
久しぶりに顔を合わせると、彼は明らかに焦っていた。
以前とは違う私の雰囲気に戸惑いが見えた。それからは、やたらと結婚の話を持ち出すようになった。
「絶対に結婚しよう!」
あれだけ音信不通にしたのに、今さら。そう思った瞬間、私の中の何かがすっと冷えた。
追いかけてくればくるほど、気持ちが戻らないのがわかった。
先に別れを切り出した夜
8年間積み上げてきたものへの感傷はあった。
でも、音信不通にされた半年間が思い出されるたびに、温かさよりも冷たさのほうが先に来た。
急に結婚を迫られるたびに、あの何も言わず既読のままにしていた日々のことが頭をよぎった。
ある夜、私から別れを告げた。長い説明は要らなかった。
気持ちが変わったと伝えると、それで十分だった。
彼は動揺していた。でも、私の気持ちは揺れなかった。
追いかけてくればくるほど、温かくなるどころか冷めていく一方だった。
あの半年間、自分のために使った時間が、私を少しだけ強くしてくれていた。
フってあげた、という表現が頭をよぎった。ずっとつらかった日々を、自分でちゃんと終わらせられた。そのことに、別れを告げたあとに初めて気づいた。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














