tend Editorial Team

2026.06.10(Wed)

「東京住むメリットって薄い」とネットで悲観的な声。首都圏マンションの価格が高騰。中古でも億超えに

狂乱の不動産市場から弾き出される共働き世代が直面する、資産形成のジレンマと「買えない国」の現実

日本の経済成長と中流階級の象徴であった「都市部のマイホーム信仰」が、今、決定的な崩壊の危機に瀕しています。

長引く建設コストの上昇や、中東情勢を受けた「ナフサショック」による資材流通の混乱を背景に、首都圏の新築マンション価格は一般市民の想像を絶する水準へと高騰しています。

 

首都圏の新築マンション平均価格は9000万円を突破し、東京23区内では中古ですら約2割が「億ション」化するという異常事態です。

マンションを諦め、将来の修繕積立金高騰のリスク回避や、土地という現物資産の価値を求めて戸建てへと流れる現役世代の苦悩に対し、SNS上では国や社会に対する怒りと諦めが入り混じった声が連なっています。

『「若者が家を買わない」のではなく“買えない国”にしただけ。真面目に働く現役世代が報われない現状はおかしい』

『ここまで東京住むメリットって薄いよな。高いお金を払ってまで極小の空間に縛られる合理的な理由が見当たらない』

『完全に外国人富裕層の投資の場となっており、更に高騰が続くでしょう。早急に法的な規制をかけないと本当に危険です』

『将来的な管理費や修繕積立金の値上がりを考えるとマンションは恐怖。インフレ対策として戸建てを選ぶのは自己防衛として必然』

 

グローバルな投資マネーの流入や建築コストの増加といったマクロ経済の荒波が、一般市民から「住まいを選ぶ自由」を奪っているという残酷な構図が浮かび上がります。

本来、人々の生活の基盤となるべき住宅が、一部の富裕層や投資家のための金融商品と化している現状を放置すれば、それは巡り巡って都市部からの労働力の流出や少子化のさらなる加速という形で、社会全体で重い代償を払うことになりかねません。

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