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2026.06.17(Wed)

「彼氏が、女連れであそこに入っていったの!」突如、女友達に呼び出された。見てしまった裏切りの現場とは

「彼氏が、女連れであそこに入っていったの!」突如、女友達に呼び出された。見てしまった裏切りの現場とは

震える声で、女友達は俺を呼び出した

休日の昼下がり、女友達からかかってきた電話の声は、明らかに普通じゃありませんでした。

何があったのかと聞いても、とにかく来てほしいの一点張りで、ただならぬ気配だけが伝わってきます。俺は理由も分からないまま、すぐに家を出たのです。

合流すると、彼女は街角の建物を指さして言いました。

「彼氏が、女連れであそこに入っていったの」

その恋人は、週末はキャンプに行くと言って出かけていたそうです。なのに今、目の前で見知らぬ女と腕を組み、泊まりの宿へ吸い込まれていった。

彼女はそれを偶然見てしまったというわけでした。

「キャンプの荷物は、どうしたんだろうね」

「車に積んでたはずなのに、手ぶらだった」

話せば話すほど、嘘の輪郭がはっきりしてきます。彼女は唇を噛みながら、入口から目を離しませんでした。

「一人だと、何も言えずに泣くだけになりそうで」

その手はずっと震えていました。俺は黙ってうなずき、二人が出てくるまで一緒に待つことにしたのです。

逃がすつもりは、お互いになかったと思います。

言い訳を重ねる男に、彼女の一言が刺さった

一時間ほどして、男が女と連れ立って、何食わぬ顔で出てきました。彼女はためらいなく前へ出て、男の正面に立ちふさがったのです。

「キャンプって、ここのこと?」

男の顔から、みるみる血の気が引いていきました。連れの女は気まずそうに会釈もせず、その場から逃げていきます。

「ちが、これは仕事の付き合いで、本当に……」

「仕事? こんな所で? 続けてよ」

問い詰められた男は、言いかけては口ごもり、何度も言葉を探しては失っていきました。

次第に声は小さくなり、最後にはうつむいて、もう何も言い返せなくなったのです。横で見ていた俺が一歩近づくと、男は気圧されたように半歩後ろへ下がりました。

「黙ってないで、何か言ってよ」

彼女が静かに迫っても、男はただ地面を見つめるばかりです。あれほど自信ありげだった態度は、もうどこにもありませんでした。

「説明、もういらない。さよなら」

彼女は静かに言い切り、くるりと背を向けました。男は名前を呼びかけて、その声も尻すぼみに消えていきます。

「待たせてごめんね。帰ろう」

そう俺に笑いかけた彼女の顔は、来たときよりずっと晴れていました。後ろでは、さっきまで強気だった男が一人取り残され、こちらを見送るしかできずに黙り込んでいます。立場が、すっかり入れ替わった瞬間でした。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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