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2026.07.03(Fri)

「やましいことは一つもない」と言い切る彼。だが、浮気相手から聞いた事実に絶句

「やましいことは一つもない」と言い切る彼。だが、浮気相手から聞いた事実に絶句

繰り返されたキャンセル

結婚を意識し始めた頃から、彼との休日が少しずつ消えていった。

約束の前日になると、決まって連絡が入る。

仕事だ、外せない用事だ、と理由はその都度違った。

最初は仕方ないと思っていた。

けれど、ある夜にテーブルへ置かれたスマホが光ったとき、私の中の何かが止まった。

「昨日は楽しかったね。また会いたいな」

知らない女性からのメッセージだった。

私は深呼吸して、その晩、静かに問いただした。

彼は目をそらさずに言い切った。

「やましいことは一つもない」

言葉に詰まる様子もない。

だからこそ、私はもう自分一人で確かめるのをやめようと決めた。

三人で突き合わせた事実

私はその女性に連絡を取り、三人で会う場を作った。彼にも、逃げずに同席してほしいと伝えた。

当日、彼は終始落ち着かない様子だった。

私が経緯を話すと、女性のほうが眉をひそめた。

「彼女いないって言ったよね」

彼女は、彼から独身で恋人もいないと聞かされていた。そう言って、こちらを見た。

私と彼女、二人の話がその場で交わり、嚙み合わない部分があぶり出されていく。

彼の説明だけが、どんどん辻褄を失っていった。

四十分ほど、私たちは淡々と事実を突き合わせた。声を荒げる人は誰もいない。

それでも、彼の居場所は一つずつ削られていった。

静かに崩れた言い訳

私は最後に、彼女に告げた。

「この人とは、結婚の話まで出ていたんです」

女性は息をのみ、彼を見据えた。

彼は反論しようと口を開いたが、二つの証言の食い違いを前に、声が続かなかった。

やがて彼は、両手で顔を覆ってうつむいた。

もう、どちらに向けて話せばいいのかもわからない様子だった。

女性が静かに立ち上がる。

「私は降ります。もう関わりません」

私も席を立った。長く付き合った人だったけれど、未練は不思議と湧かなかった。

「私もここで終わりにします」

後日、共通の知人がぽつりと教えてくれた。彼は結局、どちらの女性からも離れられてしまったらしい。一度に二人を欺いた人が、一度に二人を失う。それだけのことだった。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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