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2026.07.06(Mon)

「よかったら、ジムの外でも会わない?」スポーツジムで声をかけてくる男性。だが、女性が明かした事実で態度が一変

「よかったら、ジムの外でも会わない?」スポーツジムで声をかけてくる男性。だが、女性が明かした事実で態度が一変

爽やかな常連の誘い

週末に通うスポーツジムで、いつも明るく声をかけてくる男性がいました。

トレーニング歴が長いのか体つきもよく、初心者の私にマシンの使い方を丁寧に教えてくれる。

感じのいい人だと、はじめは好意的に見ていたのです。

けれど、親切はやがて、しつこさに変わっていきました。

私が来る曜日も時間も把握しているようで、行くと必ず近くに現れる。

そのうち、連絡先までしつこく聞かれるようになりました。

「よかったら、ジムの外でも会わない?」

やんわりかわしても、彼は少しも引きません。ある日、ついにさりげなく食事に誘ってきました。断ろうとすると、先回りするように言うのです。

「妻とはとっくに別居中なんだ」

その一言で、かえって私は身構えました。

聞いてもいないのに、なぜ自分から家庭の話を持ち出すのだろう。取り繕うような口ぶりが、どこか嘘くさく感じられたのです。

親しげに笑いながら、彼は当然のように次の約束を取りつけようとしてきます。その妙な強引さに、私はますます警戒を強めていきました。

公園で見た光景

実はその前の週末、私は近所の公園で、彼の姿を見かけていました。

ベビーカーを押す女性の隣で、小さな子どもを抱き上げ、絵に描いたように幸せそうに笑っていた彼を。

とても、家庭がうまくいっていない人には見えませんでした。

あれが別居中の人の顔だろうか。胸の中で、ばらばらだった点が、ゆっくり線になっていきました。

あんなに幸せそうな家庭を持ちながら、ジムでは独身のふりをして声をかけていたのだと思うと、あきれを通り越して、背筋がひやりとしたのを覚えています。

次にジムで誘われたとき、私は落ち着いて切り出しました。

「昨日3人で公園にいましたよね」

彼の顔が、みるみる青ざめていきました。

「え、いや、あれは…たまたま親戚の子を」

言葉はそこで続かなくなり、こめかみには汗が伝っていました。苦しい言い訳を重ねるほど、その顔からは、いつもの余裕が消えていきます。

「奥さんとお子さん、大事にしてあげてください」

私が静かにそう言うと、近くで聞いていた顔なじみの女性が、こらえきれずに小さく吹き出しました。

彼はばつが悪そうに目を伏せ、逃げるように、そそくさとマシンの向こうへ消えていったのです。

それ以来、彼から声をかけられることは一度もなくなりました。ジムで顔を合わせても、気まずそうに目をそらすばかり。

あの日の公園の光景を覚えていたおかげで、誠実さのない誘いを、私はためらわず断つことができたのです。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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