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2026.07.15(Wed)

「もう嫌い、あっち行って!」我が子に暴言を吐いた子供を叱らないママ。周囲の視線が集まり気まずくなった瞬間

「もう嫌い、あっち行って!」我が子に暴言を吐いた子供を叱らないママ。周囲の視線が集まり気まずくなった瞬間

突然の金切り声

その日、私は娘を連れて、保育園で仲よくしている親子と遊び場に来ていました。休憩スペースで、子どもたちを遊ばせていたのです。

はじめは楽しそうだった二人が、ささいなことで、だんだん言い合いになっていきました。

おもちゃの取り合いだったのかもしれません。

止めに入ろうとした矢先、相手の女の子が、金切り声で叫びました。

「もう嫌い、あっち行って!」

強い言葉に、娘は顔をゆがめて泣き出しました。

「もう、あの子と遊ばない」

まだ言葉もつたない娘には、どうしてそこまで言われたのか、分からなかったはずです。

私はとっさに娘を抱き寄せ、少し気分を変えさせようと、売店へ向かいました。

周りの視線が集まって

おやつを買って席に戻ると、相手のお母さんは、うちの娘ではなく、自分の子をなだめていました。

私は娘を前に立たせ、静かに頼みました。

「泣いているので、うちの子に声をかけてもらえますか」

ところが返ってきたのは、思いもよらない言葉でした。

「でも、この子、これでも前よりは、ごめんねが言えるようになってきたのよ」

泣かされたのは、こちらの娘です。

それなのに、謝罪の一言もありません。

あるのは、我が子への言い訳めいた擁護ばかりでした。

「子どものことだから、放っておけばいいのよ」

そう言って、お母さんはこちらから顔をそむけました。

私が言葉に詰まっていると、隣のベンチにいたお母さんが、見かねたように声をかけました。

「よその子が泣いてるのよ?」

その一言で、周りにいた親たちの視線が、すっと相手のお母さんに集まりました。

にぎやかだった空気が、一瞬で静まり返ったのです。

相手のお母さんは、目に見えてうろたえ始めました。「うちの子だって」と言いかけて、けれど周囲の視線に気づき、その先を飲み込みます。反論の言葉は、もう出てきませんでした。

最後は、逃げるように子どもの手を引き、そそくさとその場を立ち去っていきました。追いかける人は、誰もいません。声をかけてくれたお母さんが、私に小さくうなずいてくれます。その目配せが、なんとも心強く感じられました。

私は泣きやんだ娘に、しゃがんで目を合わせました。

「あなたは悪くないよ。ちゃんと見てたからね」

「うん。ママ、ありがとう」

そう言って、娘はようやく、いつもの笑顔を見せてくれました。

あの日以来、その親子とは、園の外で会うことはなくなりました。園の中では、子どもたちは何ごともなく過ごしています。

合わない相手とは、無理に距離を縮めない。そう割り切れたことで、かえって気持ちは晴れやかになりました。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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